足利市の工務店、福富住宅の大竹です。
前回は、「年間光熱費9万円も可能?断熱・気密・換気でつくる“本当に省エネな家”」というタイトルで、
高性能住宅がどうして電気代を抑えられるのか、その仕組みと実例をご紹介しました。
今回はその続編として、
「じゃあ、そんな家をつくるにはどの会社を選べばいいの?」という疑問にお答えします。
後悔しない住宅会社選びのチェックポイントを、わかりやすくお伝えしていきますので、ぜひ最後までご覧ください!
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1. なぜ住宅会社選びは難しいの?
家づくりを考えはじめたとき、多くの人がまず住宅会社を探します。
SNSで写真を見たり、展示場を訪れたり、資料請求をしたり…。
でも、見れば見るほど「どの会社もよく見える」「何が違うのか分からない」という声をよく耳にします。
住宅会社選びは、家づくりの最初の一歩にして、もっとも難しい選択になります。
“見た目” と “中身” が一致しない会社が多い!
モデルハウスや施工事例を見て、「おしゃれ」「素敵」と感じた住宅会社。
でも、その“見た目”だけで選んでしまうのは、とても危険です。
高性能住宅では、断熱や気密、空調設計など、外からは見えない「中身」が命!
目には見えない部分が『快適さ・健康・光熱費』に大きく影響してきます。
以下に、注意してほしいポイントをご紹介します。
● パンフレットや写真はどこも魅力的
→ 見た目はおしゃれで素敵に見えるけれど、それが本当に高性能住宅かどうかは分かりません。
● モデルハウスは“演出”された空間です
→ 一般的な住宅会社のモデルハウスでは、照明・家具・設備・断熱性能などが特別仕様にされていることが多いです。
標準仕様とは大きく内容が異なるため、同じような家を建てようとすると、多額のオプション料金が発生することも。
●「高性能住宅」という言葉の基準があいまい
→ 「高気密・高断熱」「省エネ住宅」などの言葉はどの会社も使いますが、数値や中身がともなっていないケースもあります。
● 性能は完成してからでは確認できない
→ 断熱材の厚みや気密性、結露対策など、家の“中身”は建ってしまえば見えないため、住んでから後悔する人も少なくありません。
「中身」を見る目をもつことが大切!
住宅会社選びが難しいのは、
性能という “ 目に見えない価値 ” を正しく判断する機会が少ないからです。
だからこそ、
●「断熱性能はどのくらい?」
●「気密測定はしている?」
●「設計で日射や空調の計画はある?」
といった、“中身”のことをきちんと質問し、答えてくれる会社かどうかを見極めることが大切です。
そこで次のパートでは、
『よくある“高性能風”な住宅会社の特徴』と、『騙されないための見極めポイント』をご紹介します!
2. 要注意!“高性能風”な住宅会社の特徴
「高性能っぽいけど…なんとなく不安」
最近では多くの住宅会社が「高気密・高断熱」「ZEH対応」「省エネ住宅」といった言葉を使っています。
でも、いざ詳しく話を聞いてみると、「本当に高性能なのかな...?」と不安になることはありませんか?
じつは、“高性能風”をうまく演出している会社も少なくないのです。
見た目や言葉だけで “中身” がともなっていない例
以下は、一般的に言われている「高性能風」の住宅会社に見られる特徴です。
● 性能を“数値”で説明してくれない
→「高断熱です」と言うのに、UA値の数値を出さない/質問してもはぐらかす。
● 気密測定をしていない
→「うちは施工がしっかりしているので大丈夫です」と言うが、実際にはきちんと測定しておらず、“証拠となる数値” がない。
● モデルハウスの性能が “特別仕様”
→ 断熱材の厚さや窓のグレード、耐震等級などを、モデルハウスだけ高性能にしていて、実際の標準仕様とは差がある。
● 太陽光を載せているだけでZEHをうたう
→ ZEHとは、『 断熱・気密・省エネ設備 』のすべてが一定水準を満たしてこそ!
太陽光を載せただけでZEHをうたうのは、“なんちゃってZEH”です。
● 設計に日射遮蔽や空調の工夫がない
→「間取りは自由です」と言いながら、パッシブ設計や空調計画は提案されない。
設計段階で、『冬の陽射しを取りこむ&夏の陽射しを遮る』といった話が、出てこない。
● 「長期優良住宅」や「補助金制度」の説明がない
→ 性能に本気で取り組んでいる会社なら、『補助金制度の活用』にも詳しくて当然!
補助金制度に消極的な会社は、性能への意識が低い可能性があります。
“なんとなく良さそう” は危険信号!
外観やパンフレット、モデルハウスの雰囲気で「ここ良さそう!」と思っても、
それが “本物の性能” に裏打ちされた家づくりかどうかは、別の話です。
だからこそ大切なのは、「なぜこの断熱材なのか?」「この家のUA値・C値は?」「気密測定はするの?」といった、
具体的な中身を、数値や資料で確認することです。
次のパートではそんな、“本物の住宅会社”を見極めるためのチェックポイントを、具体的にご紹介します。
3. 信頼できる住宅会社の見極めポイント
「住宅会社をどう比較すればいいのか分からない…」
たくさんの住宅会社を見比べていると、「どこも良さそうに見えて、違いがよく分からない」と感じることはありませんか?
でも、本当に安心して任せられる住宅会社には必ず、 “共通する特徴” があります。
福富住宅では、そんな見極めのヒントをまとめた「住宅会社チェックリスト」をお配りしています。
ここではその内容から、特に大切なポイントを抜粋してご紹介します。
「本物の高性能住宅会社」に共通するチェックポイント!
● 断熱性能(UA値)を数値で開示している
→ UA値とは、家の断熱性能を示す数値。信頼できる会社は、計算書や評価書でUA値を提示してくれます。
目安:UA値 0.34W/㎡・K以下(HEAT20 G2グレード)
● 気密測定(C値)を全棟で行い、公表している
→ C値とは、家にどのくらい“すき間”があるかを示す数値。
信頼できる会社は、全棟で気密測定を実施し、その数値(C値)を開示しています。
目安:C値 0.5c㎡/㎡以下(最低でも1.0以下)
● パッシブデザイン設計や空調計画が設計段階で組み込まれている
→ 断熱・気密だけでは “ 快適な暮らし” は実現しません。
日射取得・遮蔽の工夫や空調の効率的な配置などが設計に含まれているかどうかが重要です。
(例:庇や外付けシェードの設計/南面窓の確保など)
● 夏・冬の結露対策(防露計算)まで対応している
→ 高断熱・高気密の家では、室内外の温度差による結露対策が不可欠です。
信頼できる会社は、断熱層の無結露保証や防露計算を実施しています。
● 耐震等級3+制振を標準対応している
→ 建物の構造強度は暮らしの安心の土台。耐震等級3に加え、制振性能もセットで提案しているかを確認しましょう。
また、「計算書を見せてもらえるか」も大事な判断材料です。
● 補助金や長期優良住宅制度に詳しい
→ 高性能住宅には、さまざまな補助制度があります。
制度の説明をしっかりしてくれる会社は、その分、性能や設計への知識・対応力も高い傾向にあります。
● 施工チェック体制が明確にある
→ 信頼できる会社は、施工基準書・チェックリスト・施工報告書など、現場品質の管理体制もきちんと整えています。
「数値・根拠・仕組み」が明確な会社を選ぼう!
どれだけ「高性能」と言われても、それを裏付ける数値や仕組みがなければ、安心して家づくりを任せることはできません。
福富住宅では、今回ご紹介したようなポイントをすべて見える化したチェックリストをお渡ししています。
「どの会社を選んでいいか分からない」と悩む前に、まずは一度、見える数字と仕組みを一緒に確認してみませんか?
4. 福富住宅が選ばれる理由
“数字”と“現場”で、誠実な家づくりを証明します
「高性能」と言葉で言うのは簡単。でも本当に信頼できる住宅会社は、“数字”や“実物”でそれを証明できる会社です。
私たち福富住宅は、根拠ある性能、実直な施工、そして見える化された品質管理で、お客様の信頼を積み重ねてきました。
福富住宅の「見える安心」への取り組み
● 全棟でUA値・C値を測定・開示
福富住宅では、すべてのお住まいで外皮計算(UA値)と気密測定(C値)を実施し、数値でご提示しています。
C値0.19、UA値0.22など、国の基準を大きく上回る性能実績も多数あり、お客様に納得と安心をお届けしています。
● 耐震等級3+制振を全棟標準
命を守る構造こそ、すべての住宅の基本。
福富住宅では耐震等級3を全棟で取得し、制震仕様断熱材パネルも標準搭載。構造計算書も提示しています。
● 設計段階からパッシブデザイン設計・空調計画を重視
間取りだけでなく、夏の暑さや冬の寒さへの備えを設計段階からご提案。
庇の出、窓の位置・大きさ、風の通り道、そしてエアコン台数の最適化まで、「性能を活かす設計」を当たり前に行っています。
● 構造見学会で“中身”をすべて公開
完成後には見えなくなる断熱材・気密処理・構造体などの施工品質を、「構造見学会」で実際にお客様の目で見て、納得いただける場を提供しています。
● 住宅品質管理会社「NEXTS TAGE」による第三者監査を導入
家づくりの品質をさらに高めるため、施工中の現場に対し、第三者監査専門会社「NEXTSTAGE」のチェックを実施。
設計通りに施工されているか、細部までプロの目で確認されることで、品質のばらつきや見えないミスを防ぎます。
「自社だけで完結しない」信頼性の高さも、私たちのこだわりです。
● 補助金・制度に精通。コストも“賢く”ご提案
長期優良住宅、BELS、子育てエコホーム支援事業など、各種制度にも対応。
光熱費・修繕費を含めた「生涯住居コスト」まで考えたご提案をしています。
● 社内での施工チェック体制も徹底
チェックリスト、基準書、施工報告書などを用いた現場の品質管理体制を整備。
“なんとなくいい家”ではなく、客観的に「良い」と言える家づくりを行っています。
“安心して任せられる”には理由があります!
「大切な人を守る家だからこそ、妥協したくない」
そんな想いに、福富住宅は、性能・構造・コスト・提案力のすべてでお応えします!
言葉ではなく、数字と現場で証明する家づくりを、ぜひ一度、見学会で体感してください。
「見えない中身を見せてくれる」── その誠実さこそが、福富住宅が選ばれる理由です。
5. お客様の声|“見えない中身”を見て、福富住宅に決めました
“ なんとなく不安… ” が “ 安心に変わった ”という声が多数!
「ネットや展示場では分からなかったことが、構造見学会で一気にクリアになった」
「“高性能住宅”って、こういうことだったんだと納得できた」
そんなお声を、実際のお客様から多くいただいています。
実際のお客様の声より
「構造見学会で“中身”を見せてくれたのは福富さんだけでした」
他の会社はどこも完成した家しか見せてくれませんでしたが、福富住宅さんは断熱材の施工や気密の処理まで見せてくれました。
実際の現場で丁寧な説明を受けられたことで、「ここなら任せられる!」と思えました。(足利市・30代ご夫婦)
「数値をしっかり見せてくれ、安心できました」
最初は“高性能住宅って何?”というレベルの知識しかなかった私達も、UA値やC値を丁寧に説明してくれて納得。
光熱費や将来のメンテナンス費も含めたトータルコストの話までしてくれ、すごく信頼できました。(佐野市・40代ご家族)
「第三者の監査で、より一層安心できました」
工事中、第三者のプロと福富さんが何度も現場をチェックしてくれていました。
監査の現場にも立ち会わせてもらい、福富さんが施工品質に自信をもってくれているのが伝わってきました。(足利市・50代ご夫婦)
“性能重視”の家づくりを考えている方へ
家の性能は、完成後には見えなくなってしまうものばかり。
だからこそ、見えるうちに、確かめられる機会が大切です。
「福富住宅ってどういう会社?」と思った方は、ぜひ一度、構造見学会や相談会にご参加ください。
営業トークではない“リアルな家づくりの中身”をご覧いただけます。
“中身”を知ることが、後悔しない家づくりの第一歩
「高性能住宅を建てたいけれど、どうやって会社を選べばいいか分からない」
そう感じている方はとても多いです。ですが、本当に後悔しない家づくりをしたいなら、見た目や言葉に惑わされず、“中身”を見極める目を持つことが大切です。
そのためには──
● UA値・C値といった数値を確認すること
● 施工の確かさを現場で見ること
● 設計の考え方やチェック体制を知ること
こうしたことを、住宅会社に「見せてもらえるかどうか」が大きな判断材料になります。
福富住宅では、すべての性能を“見える化”し、第三者監査も導入しながら、「本当に安心できる家」を1棟1棟、丁寧にお届けしています。
◆ まずは一度、見学会や相談会にお越しください
「まだ建てるのは先だけど…」
「ほかと比較したいだけなんだけど…」
そんな方こそ、ぜひ気軽にご参加ください。しつこい営業は一切ありません。
「来てよかった」「わかってよかった」と言っていただけるよう、誠実にご案内いたします。
\“中身まで誠実な住宅会社”を、自分の目で確かめてみませんか?/
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