春山 自己紹介へ

「間取り×住宅設備」で家事が半減?!共働き夫婦のための時短アイディア7選

公開日:2025/05/11(日) 更新日:2025/05/11(日) スタッフブログママ建築士

タイトル画像

 

 

足利市の工務店、福富住宅の
「ママ建築士」春山です。

プロフィールイメージ画像

 

 

今回は、「間取り」「住宅設備」について
ご紹介します。

 

 

目 次

1. はじめに
 ~共働き世帯の増加と「家事時短」の重要性~

2.  ポイントは
 「間取り」と「住宅設備」の組み合わせ

3. 時短に効果的な間取りアイディア3選

4. 時短化を実現する住宅設備アイディア4選

5. おわりに
 ~家事の負担を減らし、自分の時間を作ろう~

 

 

1. はじめに
  ~共働き世帯の増加と
   「家事時短」の重要性~

 

グラフイメージ画像

 

 

1-1. 共働き世帯の増加と背景

 

近年、日本では共働き世帯の割合が年々増加しています。
最新の2023年の労働力調査(総務省統計局が実施)によれば、共働き世帯数は約1,278万世帯まで増加していると報告されています。
専業主婦世帯数(約517万世帯)を大きく上回り、その差は約2.5倍です。
多くの家庭で夫婦が共に働くことが一般的になっています。この背景には、以下のような要因があります。

 

❒経済的な理由
 生活費の上昇や教育費の増加により、共働き
 が必要となるケースが増加

❒女性の社会進出
 女性のキャリア志向の高まりと、企業の働き
 方改革による労働環境の変化

❒ライフスタイルの変化
 夫婦で収入を得ることで、生活の質を向上さ      
 せたいという意識の高まり

 

 

1-2.男女での家事時間の格差

 

しかし、共働き世帯が増加する一方で、男女間の家事時間には依然として大きな差があります。
総務省の調査や関連データによると、共働き世帯で妻が夫よりも圧倒的に多く家事を担っていることは事実です。
たとえば、2021年の総務省統計局が実施した「令和3年社会生活基本調査」では、6歳未満の子どもがいる共働き世帯で妻の家事関連時間は7時間23分、夫は1時間54分となり、妻が夫の約4倍家事をしているという結果が出ています。

 

 

1-3. 栃木県が推進する
  「とも家事」について

 

共働き世帯の増加に伴い、夫婦で協力して家事を分担することの重要性が高まっています。
栃木県では「とも家事」という取り組みを推進し、夫婦がともに家事を行うことで家庭内の負担を軽減し、より快適な暮らしを実現することを目指しています。
全国的にもこうした取り組みが広がりつつあります。
「とも家事」は、単なる役割分担ではなく、互いの得意なことを活かしながら協力するという考え方に基づいています。

例えば、

❒料理はどちらかが担当し、片付けをもう一方
 が行う

❒仕事のスケジュールに応じて洗濯や掃除を交
 代制にする

❒最新の家事時短設備を活用して、負担を軽減
 する

こうした工夫を取り入れることで、共働き夫婦でも無理なく家事をこなせる環境を作ることができます。

 

このような状況の中で、家事の負担を減らし、夫婦ともに快適に暮らすためには、「間取り」と「住宅設備」に工夫を凝らすことが重要です。

今回は、共働き夫婦の人が家事時間を半減させるための「間取り」と「住宅設備」を紹介します。

 

 

2. ポイントは「間取り」と「住宅設備」の組み合わせ

 

組み合わせイメージ画像

 

 

家事の時短を考える際、重要なのは「間取り」と「住宅設備」の両方をバランスよく組み合わせることです。
どちらか一方にこだわるだけでは、十分な時短効果を得ることが難しくなります。

 

 

2-1. 間取りの工夫で家事動線を最適化

 

住宅内観画像

 

間取りの工夫によって、家事の移動距離を短縮し、効率的な動線を作ることができます。
例えば、回遊動線を取り入れることで、キッチン・洗面所・ランドリールームをスムーズに行き来できる設計が可能になります。
また、ファミリークローゼットを設けることで、洗濯物の片付けを楽にすることができます。

 

 

2-2. 住宅設備の活用で作業時間を短縮

 

住宅内観画像

 

最新の住宅設備を活用することで、日々の家事時間を大幅に削減することができます。
例えば、ビルトイン食洗機を導入すれば、食器洗いの手間が省け、ガス衣類乾燥機「乾太くん」を活用することで、洗濯物を干す作業が不要になります。
さらに、ロボット掃除機を設置することで、掃除の手間も削減可能です。

 

 

2-3. 「間取り×住宅設備」の相乗効果

 

住宅内観画像

 

間取りと住宅設備をうまく組み合わせることで、より効率的な家事動線を作ることができます。
例えば、キッチンに食洗機を設置しつつ、隣接するパントリーへ直結する動線を作ることで、調理と片付けの負担を軽減できます。

また、ランドリールームとファミリークローゼットを一体化することで、洗濯から収納までの動作を最小限にできます。

 

 

3. 時短に効果的な
   間取りアイディア3選

 

アイディアイメージ画像

 

 

3-1. 回遊動線で家事をスムーズに

 

住宅内観画像

 

なぜ回遊動線が重要なのか?

回遊動線とは、家の中をぐるっと回れるように設計された間取りのことです。
キッチン、洗面所、ランドリールーム、リビングなどがつながることで、家事の移動距離を短縮でき、効率的に作業をこなせます。

 

◤特徴◢

キッチンとランドリールームをつなぐことで、料理の合間に洗濯が可能。

玄関からパントリー、キッチンへ
直結する動線を作ると、
買い物帰りの荷物整理がラクになる。

 

メリットイメージ画像

家事の移動距離を短縮し、
無駄な動きを減ら
せる。


家族が別々の場所で作業していても
スムーズ
に動ける。

 

デメリットイメージ画像

廊下が増えることで、
居室スペースが狭くなる可能性がある。

間取りの自由度が下がり、
家具配置に制限が出ることがある。

 

 回遊動線を取り入れることで、家の中の移動をスムーズにし、複数の家事を同時にこなすことが可能になります。
特に、家事の多いキッチン・ランドリールーム・洗面所をつなげることで、作業の効率が向上し、毎日の家事負担が軽減されます。

計画時には、動線が交差せずスムーズに流れる配置を意識することが大切です。

 

 

3-2. ファミリークローゼットで
     片付けいらず

 

住宅内観画像

 

なぜファミリークローゼットが便利なのか?

各部屋に収納を分散させるのではなく、家族全員の衣類をまとめて収納できるスペースを設けることで、洗濯物の片付けがスムーズになります。
“掛ける収納”がメインとなり、畳む作業が大幅に削減できるのも人気の理由です。

 

◤特徴◢

ランドリールームと隣接させることで、
洗濯後の収納が最短距離で完了。

家族全員が使いやすいオープン収納を採用し、出し入れをしやすくする。

 

メリットイメージ画像

各部屋に服を持ち運ぶ手間が省ける。

収納スペースが一箇所にまとまるため、
家の中がスッキリする。

 

デメリットイメージ画像

収納スペースを一箇所に集約するため、
広いスペースが必要になる。

家族全員で共有するため、整理整頓のルール
を決めないとごちゃつく原因になる。 

 

 ファミリークローゼットを設けることで、洗濯物の片付けが劇的に楽になります。
特にランドリールームと隣接させることで、洗濯→収納の流れを短縮でき、無駄な動きを減らせます。

家族の衣類が一箇所にまとまることで、探し物の手間が減り、朝の支度もスムーズになります。

 

 

3-3. シューズクロークで玄関スッキリ

 

住宅内観画像

 

なぜシューズクロークがあると便利なのか?

玄関にシューズクロークを設けることで、靴やコート、ベビーカーなどを収納し、玄関を常に整理整頓された状態に保てます。

 

◤特徴◢

玄関横に大容量の収納スペースを設け、
靴やアウトドア用品をまとめて収納。

来客用と家族用の動線を分けることで、
生活感を抑えた玄関を維持。

 

メリットイメージ画像

玄関が散らかりにくくなり、
常にスッキリとした状態を保てる。

コートやカバンを玄関で収納できるため、
外出・帰宅時の動線がスムーズになる。

 

デメリットイメージ画像

スペースをとるため、間取りに余裕がないと
設置が厳しい。

湿気やニオイがこもりやすいため、
換気対策が必要となる場合もある。

 

 シューズクロークを設けることで、玄関がいつもスッキリと片付き、靴やコートの収納が効率的になります。
特に、家族用と来客用の動線を分けることで、生活感を抑えた清潔な玄関を保つことができます。

収納スペースの奥行きや棚の高さを調整することで、より使いやすい空間にすることが可能です。

 

 

4. 時短化を実現する
   住宅設備アイディア4選

 

時間イメージ画像

 

 

共働き世帯にとって、日々の家事をできるだけ効率的にこなすためには、適切な住宅設備の導入が欠かせません。

ここでは、家事の負担を大幅に軽減できる最新の住宅設備4つを紹介します。

 

 

4-1. 食洗機の最適位置で洗う手間を
     大幅削減

 

食洗機画像

 

なぜ食洗機の設置場所が重要なのか?

食洗機を設置する際、単に「置ける場所」に設置するのではなく、家事動線を意識して最適な位置を選ぶことが大切です。
適切な設置場所を選ぶことで、食器の出し入れがスムーズになり、家事の負担が大幅に軽減されます。

例えば、シンクのすぐ横に後置きの食洗機を設置すると、食器を軽くすすいだ後にすぐにセットできるため、無駄な移動がなく、作業時間の短縮につながります。
また、シンク下にビルトインタイプを設置することで、調理スペースを広く確保しながら、キッチンの見た目をスッキリさせることができます。

◤特徴◢

国内で普及しているメーカー

❒パナソニック(国内シェア6割) 
❒リンナイ(国内シェア3割)
❒三菱電機 など

ビルトインタイプの食洗機を導入することで、キッチンの美観を損なわず、スムーズな家事動線を確保。
シンク横やシンク下への設置により、食器の移動が最小限に。

最新の食洗機は高温除菌機能や静音設計、節水機能を搭載し、家事の負担をさらに軽減。

 

メリットイメージ画像

シンク横に設置すると、食器をスムーズに
セットでき、家事動線が短縮される。

シンク下に設置することで、調理スペースを
広く確保し、作業効率が向上。

海外製のフルオープンタイプ(ミーレ、ボッシュ、ガゲナウなど)は大容量で、一度に多くの食器を洗えるため、家族が多い家庭にも最適。
高温洗浄機能により、手洗いよりも衛生的で、油汚れもしっかり落とせる。

省エネ・節水設計のモデルを選べば、
光熱費の節約にも貢献。

 

デメリットイメージ画像

導入時の費用が高めで、
初期コストの負担がある。

シンク下や横にスペースが確保できない場合、設置が難しい。

 

食洗機の設置場所を選ぶ際には、家族のライフスタイルやキッチンのレイアウトを考慮することが重要です。

シンク横に配置すると、洗った食器をすぐに食洗機へ移せるため、作業の流れがスムーズになる一方で作業スペースが減ってしまうこともあります。
シンク下に設置することで、カウンター上の作業スペースを広く確保でき、すっきりとしたデザインのキッチンを維持できます。

海外製のフルオープンタイプは大容量で、一度にたくさんの食器を洗えるため、料理の頻度が高い家庭や、来客が多い家庭に適しています。

また、最新の食洗機は静音設計が進化しており、深夜や早朝でも使用できるモデルが増えているため、ライフスタイルに合わせた選択が可能です。

家事の負担を減らし、キッチンを快適な空間にするために、食洗機の最適な設置位置を計画的に検討しましょう。

 

 

4-2. ガス衣類乾燥機「乾太くん」で
  手広く家事時短

 

ランドリールーム画像

 

なぜ「乾太くん」が便利なのか?

共働き世帯にとって、洗濯物を干す作業は大きな負担となります。
特に、梅雨時や冬場の悪天候が続く季節には、部屋干しによる湿気や生乾き臭が気になることも多いでしょう。

ガス衣類乾燥機「乾太くん」は、そんな悩みを解決し、洗濯の手間を大幅に削減する強力な家電です。

電気式の乾燥機に比べて乾燥スピードが圧倒的に速く、約1時間でふんわりと仕上がります。
また、高温乾燥により、細菌やウイルスを効果的に除去できるため、清潔で安心な仕上がりが得られるのも魅力です。

 

◤特徴◢

ガスの力で短時間かつパワフルに乾燥し、
約1時間で仕上がる。

高温乾燥により、生乾き臭を防ぎ、
除菌効果も期待できる。

ランドリールームや脱衣所に設置し、
洗濯動線を最適化できる。

電気式の乾燥機よりもエネルギー効率が高く、結果的にコストパフォーマンスに優れる。

 

メリットイメージ画像

洗濯物を干す手間が不要になり、
家事の負担を大幅に軽減。

天候に左右されず、365日いつでも
ふんわり仕上げが可能。


ガスの強力な熱量で乾燥するため、
電気式に比べて時間を節約できる。

タオルや衣類がふんわりと仕上がり、
肌触りが良くなる。

家族が多い家庭でも、一度に大量の洗濯物を
乾燥できるため、時短につながる。

 

デメリットイメージ画像

導入にはガス配管が必要で、
設置工事に手間と費用がかかる。

使用時にガス代が発生するため、
ランニングコストに注意が必要。

 

「乾太くん」を導入する際には、設置場所の条件を整えることが重要です。

簡単に言うと、「ガス・電気・排湿の3つが揃っている場所」の準備です。
また、設置場所の計画も同様です。
洗濯機と並べて設置することで、洗濯物の移動がスムーズになり、作業時間を短縮できます。

ランドリールームがある場合は、乾燥機の使用を前提とした設計にすることで、効率的な家事動線を確保できます。

また、「乾太くん」を導入するには、ガス栓の設置が必要になるため、新築やリフォーム時に計画しておくとスムーズです。
後付けで導入する場合は、ガスの配管工事が必要になることがあるため、事前に工務店やガス会社に相談すると安心です。

共働き世帯や子育て世帯にとっては、洗濯物を干す手間がなくなることで、日々の家事負担が大幅に軽減され、忙しい日々の中でも時間に余裕が生まれます。

これにより、家族との時間自分の時間を大切にすることができ、より快適な生活を実現できるでしょう。

と、ここまで「乾太くん」をおすすめしてきましたが、私も「乾太くん」愛用者の一人です。

 

女性イメージ画像

 

「乾太くん」を導入して、さまざまな洗濯ストレスが解消できたと感じています。
洗濯に関する悩みを抱えている方は、ぜひ一度「乾太くん」を検討してみてください!

きっと、毎日の暮らしが劇的に変わるはずです!

「乾太くん」に関する記事がございます。
ご覧ください。
「乾太くん」レビュー!

 

 

4-3. コンセントの多い住宅で
  電気設備を最大限活用

 

キッチン画像

 

なぜコンセントの数が重要なのか?

現代の住宅では、家電製品やデジタル機器の増加に伴い、コンセントの数が住まいの快適性に直結する要素となっています。
キッチン、ランドリールーム、リビング、ワークスペースなど、家事や生活の動線を考慮した適切なコンセント配置が、効率的な家事と快適な暮らしを支えます。

特に共働き世帯では、時短家電やスマート家電を活用することで、家事の負担を減らすことができますが、そのためにはコンセントの配置が重要になります。
不足していると、タコ足配線になりやすく、見た目が悪くなるだけでなく、安全面にも問題が生じる可能性があります。

 

◤特徴◢

調理家電やコードレス掃除機、ロボット掃除機など、さまざまな家電をスムーズに使える
環境を作る。

家事動線を考慮し、必要な場所に適切なコンセントを配置することで、無駄な移動を減らす。

スマート家電の普及に対応し、IoT機器や電動アシスト機器を効率的に活用できる。

 

メリットイメージ画像

コンセントの配置を工夫することで、
家電の使い勝手が向上し、効率的に
家事をこなせる。


コードレス家電の充電場所を確保することで、家中の掃除がスムーズになる。

キッチン周りに十分なコンセントを設置することで、電子レンジ、炊飯器、電気ケトルなどを効率的に活用可能。

ランドリールームにアイロンや衣類スチーマー用のコンセントを設けることで、
スムーズな作業が可能。

ワークスペースや書斎にコンセントを増やすことで、在宅ワーク時のPCや周辺機器の
使用が快適になる。

 

デメリットイメージ画像

コンセントを多く配置すると
配線工事の手間やコストが増える。

配置場所に計画性がないと、
使い勝手が悪くなり無駄になる。

 

コンセントの設置は、単に数を増やすのではなく、使う場所と用途を想定して計画することが重要です。

キッチンでは、調理家電を同時に使えるように複数のコンセントを確保し、動線を妨げない位置に配置することが理想的です。

ランドリールームでは、アイロンや乾燥機、衣類スチーマーなどの使用に適した高さや場所に設置することで、作業がスムーズになります。

また、リビングや寝室にはスマート家電用のコンセントを備えることで、快適な空間を作れます。
特に、ロボット掃除機の充電ステーションは邪魔にならない場所に設置すると、掃除が自動化され、家事の負担が大幅に減ります。

ワークスペースでは、パソコンやプリンター、デスクライトなどを快適に使用できるように、机周りに十分な電源を確保することが大切です。

このように、コンセントの配置を最適化することで、家事の時短だけでなく、生活全体の快適性が向上します。

家を建てる際やリフォームの際には、事前にどの家電をどこで使うかを考え、計画的に配置を決めることがポイントです。

 

 

4-4. 充電ステーションで
  居住スペースを最適化

 

収納スペース画像

 

なぜ充電ステーションが重要なのか?

ロボット掃除機を活用した家事の自動化が進む中、効率よく稼働させるには「定位置」となる充電ステーションの確保がカギとなります。
設計段階でスペースを計画することで、掃除効率も見た目の美しさも保ちやすくなります。

ロボット掃除機の普及により、共働き家庭の掃除負担が大幅に軽減されています。
しかし、ロボット掃除機の充電ステーションや待機場所が適切に確保されていないと、動線の妨げになったり、生活空間が乱雑に見えることがあります。
充電ステーションを設計に組み込むことで、ロボット掃除機を効率よく収納し、空間をすっきり整えることが可能になります。

 

◤特徴◢

ロボット掃除機の充電スペースを設計段階で確保することで、スムーズな掃除動線を確保。

玄関やリビング、廊下の一角など、
目立たない場所に収納できるスペースを確保。

専用の収納スペースを作ることで、
生活空間の美観を損なわない。 

 

メリットイメージ画像

ロボット掃除機の定位置が決まることで、
動線を妨げず、すっきりとした空間を
維持できる。

充電スペースを適切に確保することで、掃除効率を最大化し、掃除機がスムーズに稼働可能。

収納スペースと一体化した
デザインにすることで、インテリアを
損なわない。

玄関やリビングに設置することで、
外出中の掃除スケジュール管理が
しやすくなる。

 

デメリットイメージ画像

スペースを専用に確保する必要があり、
間取りに余裕がないと導入しづらい。

見える位置に設置するとインテリアに影響を
与える可能性がある。

 

充電ステーションを設計する際には、ロボット掃除機の動線と充電スペースの確保が重要です。

玄関やリビング、収納の一角など、目立たない場所に専用のスペースを設けることで、ロボット掃除機を効率的に収納できます。

また、掃除機が自動で充電ステーションに戻る際に障害物がないよう、スムーズな出入りが可能な配置を考慮することがポイントです。

最近では、ロボット掃除機の中でも吸引掃除だけでなく水拭き機能を備えたモデルが増えているため、設置スペースには水に強い素材を採用すると、メンテナンスがしやすくなります。

さらに、専用のコンセントを確保しておくことで、充電のたびにケーブルを引き回す手間が省けます。

ロボット掃除機を最大限活用するためには、適切な収納場所の設計が不可欠です。

家の設計段階で充電ステーションを取り入れることで、掃除の自動化を促進し、日々の家事負担をさらに軽減できます。

 

 

5. おわりに
  〜家事の負担を減らし、
   自分たちの時間を作ろう〜

 

家族イメージ画像

 

共働き世帯にとって、家事の負担をいかに減らし、自分たちの時間を確保するかは重要な課題です。
今回紹介した「間取り」「住宅設備」の工夫を取り入れることで、日々の家事を効率化し、より快適な暮らしを実現できます。

 

家事時短のカギは「動線」と「設備」

家事がラクになる間取りとして、回遊動線ファミリークローゼットシューズクロークなどを採用すれば、無駄な移動が減り、家事の効率がアップします。
また、最新の住宅設備を活用することで、さらに家事の負担を軽減することが可能です。

例えば、ビルトイン食洗機を導入することで、食器洗いの時間を削減でき、ガス衣類乾燥機「乾太くん」を活用すれば、洗濯物の乾燥にかかる手間がなくなります。
さらに、コンセントの配置やロボット掃除機の充電ステーション設置を工夫することで、日々の掃除も効率的に行えるようになります。

 

家事を減らして得られる「ゆとりの時間」

家事時間が短縮されることで、夫婦や家族との時間が増え、より充実した日常を過ごすことができます。
仕事終わりにリラックスする時間ができたり、趣味に没頭したり、子どもと触れ合う時間を増やせることは、大きなメリットです。

 

プランニングの段階で「家事ラク」を意識した間取りをつくることで、ご入居後の毎日の生活が劇的に変わります。

家づくりのアイデアを具体的に形にするには、建築士に相談するのが効果的です。
プロの視点から、ライフスタイルや希望に沿った間取りと設備の提案を受けることで、より実現性の高いプランをつくることができます。

 

打合せイメージ画像

共働き夫婦でも無理なく快適に暮らせる
家づくりを目指し、自分たちに合った
「間取り×住宅設備」を選びましょう。

 

 

 

 

福富住宅イベント情報

福富住宅のInstagramバナー1976

福富住宅のInstagramバナーworks

お問合せはこちらから

福富住宅の電話番号

― Thank you for watching ―