足利市の工務店、福富住宅の大竹です。 私たちは「住む人の命と健康を守る家づくり」 を大切に、地元・足利市周辺で多くのお客様の 家づくりをお手伝いしてきました。 今日は、50代・60代のお客様からよくご相談 いただく、 「建替えか、リフォームか…どちらが自分たちに合っているのか?」 というテーマについて、 わかりやすくご紹介したいと思います。 |
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1. こんなお悩みありませんか? |
日々、色々なご相談をいただく中で、 「今の住まいで、この先も大丈夫か心配なんです」 という、50代・60代の方からのご相談を多く いただくようになりました。 50代・60代は子育てがひと段落し、仕事も 定年を迎えるなど、これからの暮らしをより快 適で安心なものにしたい という気持ちが高ま る年齢です。しかし、住まいを見直したい気持 ちはあっても、 「具体的にどう動けばいいのかわからない…」 そんな声を耳にすることも少なくありません。 たとえば、こんなお悩みはありませんか? 【 50代・60代によくあるお悩み 】 |
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「まだ住めるけど、いつまで住めるの...?」 そんなモヤモヤを抱えたまま、時間だけが過ぎ ていくのはもったいないことです。 だからこそ、 今の住まいと向き合う "きっかけ"として、 この記事をお読みいただけたら嬉しいです。 |
2. 建替えとリフォーム
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2-1. 建替えのメリット |
メリット①
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建替えの大きな魅力のひとつは、 間取りや設備、性能、デザインまで " すべてをゼロから自由に設計できる " ことです。 「寒い」「動線が悪い」「収納が足りない」とい った長年の不満を一掃し、今のライフスタイル や将来を見据えた住まいを一から組み立てるこ とができます。 たとえば :
そんなご希望も、建替えなら柔軟に反映するこ とができます。 単なる「修繕」ではなく、「暮らしを再設計す ることができる」というのが、建替えの最大の 強みです。 |
メリット②
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建替えでは、現行の建築基準法に基づいた 構造や性能で家を造り直すことができるので、 住まいの安全性や快適性が大きく向上します。 特に注目すべきは、 「耐震性」と「断熱性」の改善です。 今のお住まいが築30年以上経っている場合、 当時の耐震基準では大きな地震に耐えられない 可能性があります。 ですが建替えなら、最高等級である「耐震等級 3」の設計も可能です。
また、断熱性能も現代の基準では大きく進化し ています。気密性や断熱材の性能が高まってい るため、冬は暖かく・夏は涼しい室内環境を維 持しやすくなり、光熱費も抑えられる というメリットがあります。 " 安心して長く住める家 " を求める方に とって、建替えはその理想を実現できる選択肢 です。 |
メリット③
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建替えによって、すべての構造や設備を新しく することで、将来的なメンテナンスコストを抑 えられるのも大きなメリットです。 築年数が経過した住宅では、水回りや外壁、屋 根、給排水管、電気配線など、あらゆる部分に 経年劣化が生じているため、これから先も修繕 や交換が必要になることが増えていきます。 建替えならこれらを一新できるため、 「あちこち修理をするたびに、 という心配が減り、10年後・20年後も安心し て暮らせる住まいにすることができます。 また、耐久性の高い外装材やメンテナンス性の 高い住宅設備を選ぶことで、将来の負担を見 すえた「コストのかからない家づくり」も実現 可能です。 |
2-2. 建替えのデメリット |
デメリット①
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建替えの際に、もっとも多くの方が気にされる のが、「費用の負担」です。 リフォームと比べて、建替えは建物をすべて解 体し、新たに基礎工事・建築を行うため、 どうしてもコストが高くなるという側面があり ます。 加えて、建替えの際には仮住まいの費用や引っ 越し費用、解体工事費、地盤調査・地盤改良な ど、建築工事以外にも付帯費用が発生します。 もちろん、家の規模や性能・仕様によって費用 は変動しますが、「新築並みの設備・性能を備 えたリフォーム」と比べても、トータルコス トは建替えの方が高くなります。 だからこそ、「将来どのくらい住むか」「今後の ライフスタイルにどれだけ影響するか」など、 費用対効果をしっかりと見極めて検討すること が大切です。 |
デメリット②
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建替えをする場合、既存の建物の解体から新し い住まいの完成までに、ある程度まとまった時 間がかかるという点も注意が必要です。 工事の流れとしては、 解体 → 基礎工事 → 上棟 → 内外装仕上げ と進むため、一般的には6〜10か月以上の工期 が必要になります。(規模や天候によってはそ れ以上かかる場合もあります) その間、今の家に住み続けることはできないた め、" 仮住まい " を用意していただく必要が あります。 アパートやウィークリーマンションなどを借り る場合、家賃・引越し費用・一時的な生活費の 増加など、工事以外にも費用と手間がかかる ことを踏まえておくことが大切です。 「家をまるごと新しくできる」一方で、その間 の生活の段取りも計画的に考えておく必要があ ります。 |
デメリット③
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建替えを検討する際に見落とされがちなのが、 現在の建物が建てられた当時と今とで、法規制 が変わっている可能性があるという点です。 たとえば、都市計画区域内にある場合、 建ぺい率や容積率、道路との関係、接道義務 など、建築基準法や自治体の条例により建築で きる範囲が制限されているケースがあります。 その結果、 「以前と同じ広さの家が建てられない」 「2階が建てられない」 「建てる位置をずらさないといけない」 といった事態が起こることもありえます。 特に築年数が古い住宅は、 現在では『再建築不可』や『制限付き再建築』 とされるエリアにある可能性もあるため、事前 に法的な確認が欠かせません。 建替えを進める前に、一級建築士や専門の建築 会社に敷地条件を調査してもらうことが大切で す。 |
2-3. リフォームのメリット |
メリット①
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リフォームの最大のメリットは、建物をすべて 解体する必要がないため、 " 建替えに比べて費用を抑えやすい " という点です。 例えば、 「キッチンやお風呂を新しくしたい」 「冬の寒さを軽減したい」 「1階だけで生活できるようにしたい」 といった部分的な改善であれば、 必要な範囲だけ工事できるため、予算に合わせ た柔軟な対応が可能です。 また、外壁や屋根、断熱、耐震補強なども、 建物の状態に応じて優先順位をつけながら段階 的に進めることもできるため、 ライフプランに合わせた資金計画が立てやすい という利点があります。 「大きな費用はかけられないけど、 そんなご希望にぴったりの選択肢です。 |
メリット②
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長年暮らしてきた住まいには、家族の思い出が たくさん詰まっています。 「子どもが育った家」「両親が建ててくれた家」 そんな大切な場所を、全部壊してしまうのは 心苦しい… という方も多いのではないでしょうか。 リフォームであれば、構造や間取りを活かしな がら、必要な部分だけを改善することができる ため、 思い出の詰まった空間を残しながら、 今の暮らしに合った " 快適性 " をプラスするこ とが可能です。 たとえば、
といったように、過去と現在をつなぐ住まいの リデザインができるのも、リフォームならでは の魅力です。 |
メリット③
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リフォームのもう一つの大きな利点は、 住みながら工事を進められるケースがある という点です。 特に、部分的なリフォーム(例:キッチンや浴 室の入れ替え、1階のみの間取り変更、外壁や 屋根の補修など)の場合は、生活スペースと工 事スペースを分けながら工事を進めることがで きるため、仮住まいへの引っ越しが不要 になることもあります。 これは、
といった経済的・精神的な負担の軽減にもつな がります。 ただし、工事の内容や家の状態によっては仮住 まいが必要なケースもありますので、事前に施 工業者とよく相談しておくことが大切です。 |
2-4. リフォームのデメリット |
デメリット①
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リフォームは、今ある建物を活かして工事を行 うため、構造的な制約が出てくる場合がありま す。 たとえば、
など、「本当はもっとこうしたいのに…」とい う理想があっても、既存の構造がネックになっ て思うように変更できないケースがでてきてし まいます。 また、築年数が古い住宅の場合、
といったこともあり、 着工してから初めて制限や不具合に気づくこと も少なくありません。 そのため、リフォームでは事前調査と現場確認 がとても重要になります。 |
デメリット②
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築年数の経った住宅のリフォーム工事では、 図面上ではわからない、解体してから初め て分かる " 見えない問題 " が潜んでいるこ とがあります。 たとえば、
など、築年数の長い住宅ほど、想定外の修繕が 必要になる可能性があります。 その分、追加費用がかかることもあるため、 あらかじめ余裕を持った資金計画が必要になり ます。 また、図面通りに施工されていなかったり、 昔の工法が今の基準に合っていなかったりする こともあり、計画通りに工事が進まないケース もあります。 リフォームは柔軟な選択肢である一方で、 「現状を正しく把握すること」から始める必要 があるという点を忘れないようにしましょう。 |
デメリット③
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リフォームは、必要な部分だけを工事できると いう点が魅力ですが、“部分的”であるがゆえ に、住まい全体の問題を根本から解決できない ケースもあります。 たとえば、
といったように、 " 一部を良くしても全体の快適性や安全 性には限界がある " こともあります。 また、リフォームを繰り返すことで費用が積み 重なり、結果的に「最初から建替えていた方が 良かった」となる場合もあります。 住まい全体に関わる問題を抱えている場合は、 部分的なリフォームでは対応しきれないことが あるという点を理解しておくことが大切です。 |
3. 建替えorリフォーム
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まず大切なのは 「自分たちにとって、 を見極めることです。 そこで判断のヒントとなる、いくつかのポイン トをご紹介します。 |
【 判断ポイント 】①築年数 ②劣化状態 ③間取りの自由度 ④性能面 ⑤将来の暮らし |
【 建替えが向いている場合 】①築年数 ②劣化状態 ③間取りの自由度 ④性能面 ⑤将来の暮らし |
【 リフォームが向いている場合 】①築年数 ②劣化状態 ③間取りの自由度 ④性能面 ⑤将来の暮らし |
どちらを選ぶかは、「今の家の状態」と「これ からどう暮らしたいか」によって、本当に人そ れぞれです。 つまり、「絶対にこっちが正解!」という決ま った答えがあるわけではありません。 だからこそ、住宅の構造や法規制、将来の暮ら し方まで含めて、専門的な視点で判断する ことが大切です。 福富住宅には、一級建築士が2名在籍してお り、お客様一人ひとりの状況に寄り添いながら 最適なご提案をしています。 「建替えとリフォーム、どちらがいいのかよく わからない…」という段階でも、まずは気軽に ご相談いただければと思います。 |
4. 実例紹介
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A様ご夫婦(築46年→リフォーム)とにかく暖かい! >> お客様の声 >> リフォーム工事の様子を写真付きで紹介 |
B様ご夫婦(築30年→建替え)冬の寒さと耐震の不安をきっかけに建替えを決断。段差のないバリアフリー設計と、最高ランクの耐震性、高断熱高気密設計で、「家の中で寒さや暑さを感じなくなった。これで大きな地震がきても安心」と大満足。 >> 建替え工事の様子を写真付きで紹介 >> 完成した住宅の写真 |
5. 福富住宅なら
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この問いに、ひとつの正解はありません。 だからこそ福富住宅では、 " 一級建築士が直接ご相談に対応し、 無理にどちらかに誘導するのではなく、 「本当にその方にとって必要な住まいのカタチは何か?」 を一緒に考えます。 さらに私たちは、高性能住宅を専門に手がけて きた地域密着型の工務店です。 断熱・気密・耐震といった基本性能はもちろ ん、暮らしやすさや家事動線、将来を見据えた 設計まで、設計・施工の両面で高いレベルの住 まいづくりを実現しています。
それが、私たちのスタイルです。 |
6. まずはじっくり、
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どちらが正解かは、ご家族の暮らし方やお住ま いの状態によって、本当にさまざまです。 だからこそ福富住宅では、じっくり話せる個別 相談会を定期的に開催しています。 「まずは聞くだけ」 「まだ具体的には決まっていない」 そんな段階でも大歓迎です。 ご参加いただいた方には、一級建築士が直接お 話を伺い、暮らし方・予算・性能すべてを踏ま えたうえでアドバイスいたします。 もちろん、しつこい営業は一切ありません。 「今の住まいで、この先も安心して暮らしていけるの」 「建替えかリフォーム、どちらが自分に合っているのか」 その答えを、一緒に見つけていきましょう! ▼ご予約・詳細はこちら \ 50代・60代のための家づくり相談会 / |
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