足利市の工務店、福富住宅の渡邊雄二です。
『住まいの性能 用語解説』と題して 住宅の性能につかわれる言葉についてご紹介!
家づくり計画のご参考として頂けましたら 幸いです。
住まいの性能 用語解説 【気密と気密性】
家づくりについてググると、「断熱」の他に【気密】という言葉が出てくると思います。
今回はこの【気密】についてご案内します。
空気を密閉するから、気密
以前のブログで、「断熱」は、熱の移動を断つこととご説明しました。 住まいの性能 用語解説 【断熱&断熱性】
で、「気密」は、空気を密閉することを言い、その密閉具合を【気密性】といいます。
つまり、隙間が少なくて密閉度が高いことを「気密性が良い」と言い、気密性が良い住宅を「高気密住宅」と呼んでいます。

例えば、水筒にお茶を入れて持ち歩くとします。この時、ふた廻りのパッキンがきちんとはまっていれば、逆さにしてもこぼれることはありません。
この状態は、隙間がなく高気密と言えます。

一方、パッキンがきちんとはまっていない、または取付忘れてしまった場合はどうでしょう。
水筒を動かさずにじっとさせていればこぼれませんが、斜めにしたり、横にして鞄にいれたりしたら、大変!中のものが漏れてしまいます。
こちらは、隙間があって気密が悪い状態です。

同じようにつくられた水筒でも、使い方によって、気密性が違ってしまいます。
実は、住まいの気密性も同じです。 気密化する工法や素材ではなく、どうやって隙間をなくして、もっと言えば、気密を意識して工事するのかが大切です。
今回は【気密と気密性】という言葉の意味をご案内しました。次回は【気密性を表すC値】についてご案内致します。お楽しみに!
◇住まいの性能 用語解説ブログ ~断熱&断熱性~ ~断熱性能を表すUa値~ Ua値の基準 Heat20 Ua値って、いくつがいいの?
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