
暑いのはどこ?足利市VS佐野市VS館林市VS桐生市(足利市周辺の最高気温)
足利市の工務店、福富住宅の大竹です。
毎日暑い日が続いていますが、みなさま体調など崩されていませんか?
昨日(2025年7月31日)の足利市の最高気温は、38.4℃でした。
本当に、毎日暑いですね。
屋外で立っているだけでも、身の危険を感じる暑さ...
外でお仕事や作業される方は、くれぐれも熱中症にお気を付けください!
毎年夏になると、
「夏になると家の中が暑すぎる…」
「夜になっても気温が下がらない…」
「冷房が全然きかない!」
そんなお悩みを多くご相談いただくようになります。
特に足利市周辺は、全国的にも夏の暑さが厳しい地域になりますので、
お悩みも深刻です。
そこで今回は、
TOPICS|
● 足利市周辺(足利市・佐野市・館林市・桐生市)はどのくらい暑いのか
● なぜ足利市周辺はここまで暑いのか
● 家の暑さ対策
などについて、詳しくご案内していきたいと思います!
足利市周辺にお住まいの方はもちろん、
これから足利市周辺で暮らそうとお考えの方にも参考にしていただける内容となっていますので、
ぜひ最後までご覧ください!
|目 次
|1| 2024年夏の最高気温ランキング
まず、気象庁の観測データをもとに、
昨年2024年夏(7〜9月)の最高気温の記録を比べてみました。
※参照元:気象庁ホームページ/作図・加工 福富住宅
佐野市、館林市は40℃超えの暑さ。桐生市も、40℃近い猛暑日が観測されていました。
「どこも暑い!」というのが正直なところです。
しかし、1位は佐野市!
毎年夏になると、全国ニュースの常連となるなる暑さ。
さすがです。
残念ながら足利市は気象庁の観測地点がないため、気象庁のデータはないのですが、
足利市のホームページのデータを見ると、
【 2024年の最高気温は、42.1℃(7月29日)】と記録されていました!
※ 観測地…足利市堀込町190-1(足利市河南消防署)
実は、足利市が1位?かもしれません。
ちなみに、
2025年7月~8月1日現在の各都市の最高気温は、こちら!
足利市のホームページのデータでは、
【 2025年の最高気温は、40.5℃(7月29日)】と記録されていました。
※ 観測地…足利市堀込町190-1(足利市河南消防署)
偶然にも、昨年も今年も『7月29日』に最高気温を記録しています!
面白いですね。
今年はいったいどこまで気温が上昇してしまうのか。
8月・9月の気温も要チェックです。
|2| なぜ足利市周辺はこんなに暑い?
毎年厳しい暑さとなっている、足利市周辺。
でもどうして、ここまでの暑さになってしまうのでしょうか?
足利市周辺が暑いのには、『いくつかの気象・地理的な要因が重なっていること』が関係しています。
ここからは、その理由を詳しくご紹介していきます。
① 内陸部の地理的原因
足利市は栃木県の南西部、関東平野の内陸に位置しています。
そのため、
● 海から遠いので、海風の影響を受けにくく、昼間の熱がこもりやすい
● 周囲を山に囲まれた盆地状の地形もあり、夜になっても熱が逃げにくい
ということがあります。
【 日中は猛烈に暑く、夜間も気温が下がりにくい 】という環境は、この地理的な原因が関係しています。
② フェーン現象
足利市は群馬県との県境に近く、夏には関東平野に吹き込む南西の季節風の影響を受けます。
● 山を越えて吹き下ろす風は乾燥して熱を帯びやすく、気温を急激に上昇させる
● 特に、群馬県側からの熱い風が入ることで一気に気温が高騰し、猛暑日が発生しやすくなる
③ ヒートアイランド現象
足利市は市街地が広がっており、
● アスファルトやコンクリートが昼間に強烈な日射を吸収
● 夜間も熱を放出し続けるため、気温が下がらず熱帯夜が多い
● 車の排気やエアコンの排熱も加わり、さらに高温状態が加速
● 首都圏で暖められた空気が南からの風にのり、足利市周辺に吹き込んでくる
このような3つの原因が重なってしまっていることで、
足利市周辺では40℃を超えるような厳しい暑さになりやすくなっています。
|3| 暑さで起きる「体調不良」に注意!
足利市のように酷暑が続く地域では、家の中だからといって安心していられません。
実は、夏の健康リスクは屋外よりも室内で多く発生しているんです。
下記は、総務省消防庁による【 全国の熱中症による救急搬送状況 】です。
(令和5年7月17日~7月23日)
※参照元:熱中症情報/総務省消防庁HP
7日間の総搬送人員は、9,190人。
約半数の方が『住居』で熱中症になられています。
屋外だけでなく、屋内での暑さ対策がいかに重要かがわかるデータですね。
□ 室内熱中症の危険性
● 高温多湿な室内で長時間過ごすことで体温が上昇し、脱水症状を起こしやすくなります。
● 特に、高齢者や小さなお子さんは体温調節が難しく、室内熱中症にかかるリスクが高いです。
「家にいるから安心」と思って油断してしまうと、命に関わる事態になってしまうこともあります。
気温が高い7月~9月は、室内でも熱中症に気をつけて過ごしてください。
□ 冷房による冷え性・体調不良
● エアコンを強く効かせすぎると、体が冷えすぎてしまい、だるさや頭痛、胃腸不調を引き起こすことがあります。
● 特に女性は冷え性になりやすく、「手足が冷たい」「寝つきが悪い」といった症状が出やすいです。
● 部屋によって温度差があると、自律神経が乱れ、疲れやすさや不調につながってしまいます。
暑いからと言って冷房をガンガンにかけてしまうと、予想外の体調不良にみまわれてしまう可能性があります。
『 暑さはガマンせず、でも冷やし過ぎない 』
冷房は、そのバランスを保ちながら使うのが、体調不良にならないためのポイントです。
□ 夏の健康を守るには?
夏を快適に健康に過ごすためには、
● 外の暑さを室内に入れない
● 冷房をかけ過ぎない
● 部屋間の温度差を少なくする
● 水分補給をこまめにする
などが重要になります。
|4| 家の暑さ対策4つのポイント
夏に室内熱中症や冷房による冷えなどを防ぐために、家でどんな暑さ対策ができるでしょうか?
扇風機や冷感グッズなども一時的には役立ちますが、根本的な解決にはなりません。
本当に必要なのは、家そのものを暑さに強くすることです。
□ 暑さに強い家づくりのポイントは
● 高断熱・高気密住宅
外の熱気を家の中に入れず、冷房で冷やした空気を外へ逃さないため、
少ない冷房で快適な室温をキープすることができます。
そのため、体にもやさしい安定した室温の環境が整い、健康を守りながら電気代もおさえられます。
● パッシブデザイン設計
土地の日当たりをシュミレーションし、建物の軒や庇の長さ、窓の高さや位置、風の通り道などを考えた設計法です。
建物自体で夏の日差しを効果的にさえぎることができるため、最小限の冷房で室内を涼しくすることができます。
暑さ対策に大きな効果を発揮します。
● 外付けアウターシェード
窓から入る直射日光は、室内の温度上昇の大きな原因です。
外付けのアウターシェードを取り付けることで、太陽の熱を窓の外でカットし、
室温の上昇を大幅に抑えることができます。
冷房効率も上がり、室内がより快適になります。
□ 足利市で「快適な涼しさ」を体感できます
福富住宅では、高断熱・高気密・パッシブデザイン設計に加え、
外付けアウターシェードも活用した家づくりを行っています。
足利市にある当社のモデルハウスでは、猛暑日でも「家の中が涼しくて体がラク」な快適さを実際に体感できます。
▽ 外が45℃でも、室内はエアコン1台で25℃
見学会は随時開催中ですので、
【 40℃でも本当に快適に過ごせるのか 】を、ぜひ確かめにいらしてください!
お待ちしております。
\ 見学会の詳細はこちら /
|5|40年で4℃も上昇しています
各都市の最高気温を調べた際に、気象庁に1978年からの最高気温のデータがあったので、
観測当初の1978年と、2024年の最高気温も比べてみることにしました。
参照元:気象庁ホームページ/作図・加工 福富住宅
なんと、【 ここ46年で4℃も最高気温が上昇 】していました!
暑くなったなぁ~とは思っていましたが、まさか4℃も上昇していたとは驚きです。
思えば、私がまだ小学生だった30年前と今では、夏の過ごし方もだいぶ変わりました。
私が小学生だった頃は、
夏休みは公園やプールで、毎日友達と遊んでいました。
ですが今は、
熱中症アラートが毎日のように発動され、外遊びするには危険な暑さに。
公園の遊具は、火傷するほどの熱さになってしまうため、使うことができません。
楽しく通っていた学校のプールも、気温が高すぎるため中止です。
昔とは違い、せっかくの夏休みも、子供たちは室内で過ごすしかない状況。
本当に可哀想でなりません。
もしこのままのペースで気温の上昇が進んでしまったら、あと40年でさらに+4℃。
夏の最高気温が、45℃を超えるようになる日も、そう遠くはありません。
私たちの生活も、さらに変えざる負えない状況になりそうです。
いったいどうなってしまうのでしょうか。
|6|地球環境に良い家づくりとは?
猛暑が続くと、どうしてもエアコンに頼った暮らしになりがちです。
しかしその結果、電気の使用量が増え、CO₂排出量も増加してしまいます。
地球温暖化が進めば、ますます夏の暑さは厳しくなるという悪循環に…。
だからこそ、今求められているのは、環境に優しい家づくりです。
□ 環境に良い家の条件
● 少ないエネルギーで快適に過ごせる
住宅を高断熱・高気密化することで、冷暖房を効率よく働かせることができ、エアコンの使用を最小限におさせることができます。
その結果、省エネ=CO₂削減にもつながります。
● 自然の力を活かす設計
パッシブデザイン設計で日差しや風を上手にコントロールすることで、少ないエネルギーで快適にすごせる家を実現することができます。
住宅の高断熱・高気密とあわせることで、さらに環境への負担を少なくすることができます。
● 再生可能エネルギーの活用
住宅の高断熱・高気密化、パッシブデザイン設計に太陽光発電などを組み合わせれば、電気を自給しながら環境にもやさしい暮らしを実現することができます。
□ 家族にも地球にもやさしい選択
環境に良い家は、地球の未来を守るだけでなく、家族の健康と家計にもやさしいというメリットがあります。
暑さに強く、省エネで、そしてサステナブル。
そんな家が、これからの時代に求められる理想の住まいです。
福富住宅では全力で、環境にやさしい暮らしを応援します!
|7|暑さに強く環境にもやさしい家を体感してみませんか?
足利市のように40℃を超えるような厳しい夏でも、家の性能次第で快適な暮らしは実現できます。
そして、その快適さはエアコンをガンガン使うことで得られる一時的なものではなく、
省エネで環境にもやさしい快適さです。
※福富住宅モデルハウス
福富住宅の高性能住宅は、
● 夏の暑さをしっかり遮断
● 少ない冷房で涼しさをキープ
● 健康にも、家計にも、地球にもやさしい
という特徴がある、住宅です。
足利市に住む私たちだからこそご提案できる、足利市の気候に最適な住まい!
ぜひこの住み心地を、体感しにいらしてください。
おまちしております!
▽イベントの詳細はこちら
\ 暑さ対策におすすめアイテム /
□ LIXILスタイルシェード(アウターシェード)
詳細はこちら
リンク先>ブログ「暑さ対策にオススメ!太陽の熱を83%カット!リクシルのスタイルシェード」
□ リフォーム&リノベーション
「性能の良い家に住みたいけど、今から新築は難しい...」
そんな方のために、福富住宅が採用しているスーパーウォール工法では、
家一棟をまるごと断熱改修できる、リフォームプランもご用意しています!
今お住まいのご自宅に断熱材をプラスすることで、冷房の効きが格段によくなり、保冷効果もアップ。
快適・健康・節電を叶える、高性能住宅に生まれ変わらせます!
少しでも興味を持たれた方は、ぜひ詳細をご確認ください。
このスタッフブログでは、
足利市周辺にお住まいの方の家づくりに役立つ情報を、今後もお届けしてまいります。
高断熱高気密住宅にご興味のある方、省エネな暮らしをご希望の方、
ぜひ一度、私たちへご相談ください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
【 関連記事 】
・冬のヒートショック、夏の熱中症…それ、家の“断熱不足”が原因かもしれません
▽ 福富住宅の会社案内
― Thank you for watching ―