
こんにちは!
足利市の工務店、福富住宅で働くママ建築士の春山です。
毎年、夏が近づくと「熱中症警戒アラート」という言葉をよく耳にするようになりましたよね。でも正直、「外に出なければ大丈夫でしょ」って思っていた時期が、私にもあったんです。
実は家の中でも、熱中症は起こります。それを知ったとき、ちょっとドキッとしました。特に子どもは「暑い」「しんどい」とうまく伝えられないことも多くて、だからこそ親がしっかり室内環境を整えてあげたいと思っています。
今日は、アラートが出た日の「家の中での過ごし方」と、住まいの視点から子どもを守るための工夫を、ママ建築士目線でお伝えします。
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1.熱中症警戒アラートとは?家の中でも注意が必要な理由

熱中症警戒アラートは、「今日は熱中症の危険が高いので、いつも以上に注意してください」と知らせてくれる情報です。気象庁と環境省が共同で発表していて、アラートが出た日はエアコンを使って室内を涼しく保つこと、こまめな水分・塩分補給、高齢者や子どもへの見守りを呼びかけています。
アラートの発表状況や暑さ指数(WBGT)の確認はこちら。
環境省 熱中症予防情報サイト
「アラート?外に出なければ平気でしょ」って、以前の私も思っていました。でもこれ、実は危ない思い込みなんです。
「エアコンなしで過ごしていたら、気づかないうちにぐったりしていた」
「家にいたのに、子どもがぐったりして慌てた」
こういった声、聞いたことがある方もいるんじゃないかと思います。特に子どもは体温調節機能がまだ十分に発達していないため、大人以上に暑さの影響を受けやすいんです。
また、2026年夏も、多くの地域で気温が平年より高くなる見込みが示されています。
気象庁による今夏の気温見通し
気象庁|3か月予報
アラートが出た日は「外出を控える日」でもありますが、それ以上に「家の中の過ごし方を見直す日」でもあるんですよね。
2.アラートの日に家の中でやるべき5つの対策

① エアコンを我慢せず、早めに使う
まず一番大事なのは、エアコンを「暑くなってから」ではなく「暑くなりきる前」に使うことです。
「まだ午前中だから」「少し暑いけど我慢できるし」と思っているうちに、室内や壁・天井に熱がたまってしまいます。一度家がしっかり熱を持ってしまうと、冷やすのに時間も電気代もかかるんです。
暑さを感じて限界になる前に室温を整えておくほうが、結果的に快適だし効率的。環境省も政府広報も、アラートが出た日は屋内でエアコンを適切に使って涼しい環境を保つよう案内しています。
エアコンの適切な使い方、目標室温の目安など
政府広報オンライン|熱中症対策
② 扇風機やサーキュレーターで空気を回す
エアコンをつけているのに「なんか暑い...」と感じるとき、冷気がうまく回っていないことがよくあります。冷たい空気は下にたまりやすいので、「冷やす」だけじゃなくて「回す」ことも大事なんです。
特に吹き抜けがある家や2階が暑くなりやすい家では、空気のかたよりが起きやすいです。エアコンと扇風機・サーキュレーターを組み合わせると、冷房効率が高まって体感温度もぐっと変わります。
③ 室温と湿度を「見える化」する
「体感でわかるでしょ」と思いがちなんですが、これが意外とあてにならないんですよね。特に子どもや高齢者がいるご家庭は、温湿度計で実際の室内環境をチェックする習慣をつけることをおすすめしています。
「1階は快適なのに、2階がむわっとする」というのは、夏の家ではよくあること。西日が入る部屋や風が抜けにくい場所は、思っている以上に暑くなっていることがあります。
室温確認・遮光カーテン活用など、屋内での対策まとめ
厚生労働省|熱中症対策
④ のどが渇く前に水分と塩分をとる
「のどが渇いた」と感じたときには、すでに水分が不足しはじめているサインとも言われています。1日あたり1.2リットルが目安で、汗をかくと塩分も失われるため、水分と塩分をセットで補給するのが大切です。
子どもって、遊びに夢中になると飲むのを忘れちゃうんですよね。「朝起きたら飲む」「おやつの前に飲む」「お風呂の前後に飲む」というふうに、生活の流れの中に組み込んでしまうのが、続けやすい方法だと思っています。
⑤ 暑い時間帯は、無理をしない
昼過ぎのいちばん暑い時間帯に2階で長く過ごさない、火を使う調理は朝のうちに済ませる、掃除や片づけは涼しい時間に回す。こういう「暑い時間にがんばらない暮らし方」に切り替えるだけで、ずいぶんラクになります。
「家にいれば大丈夫」ではなくて、「家の中でも時間帯によって気をつける」というのが、アラートの日の正しい過ごし方だと思っています。
3.子どもを守る住まいの工夫 3つのポイント

工夫① 窓から入る暑さを防ぐ
夏の室温が上がる大きな原因のひとつが、窓から入ってくる日差しの熱です。大切なのは、エアコンを強くする前に「そもそも熱を入れすぎないこと」なんですよね。
室内のカーテンで遮っても、実はガラスを通り抜けた熱はすでに部屋の中に入ってしまっています。窓の外側ですだれや外付けシェードで遮るほうが、体感の差がぜんぜん違うんです。特に西日の入る部屋は、夕方になっても熱が抜けにくくて、子ども部屋や寝室がつらくなりやすいです。
遮光カーテン・すだれの効果的な使い方についての案内
厚生労働省|熱中症対策
工夫② 子ども部屋は「広さ」より「暑さ」で考える
子ども部屋というと、広さや収納、勉強机の置き場所に目が向きがちですよね。でも夏の快適さを考えると、日中どれだけ暑くなるかもとても大事だと思っています。
「帰宅したとき、部屋がサウナのように暑い」
「夕方になってももわっとした熱が残っている」
「夜まで熱が残って、なかなか寝つけない」
こういった声、聞いたことがある方もいるんじゃないかと思います。特に子どもは体温調節機能がまだ十分に発達していないため、大人以上に暑さの影響を受けやすいんです。
また、2026年夏も、多くの地域で気温が平年より高くなる見込みが示されています。
気象庁による今夏の気温見通し
気象庁|3か月予報
アラートが出た日は「外出を控える日」でもありますが、それ以上に「家の中の過ごし方を見直す日」でもあるんですよね。
4.新築やリフォームで考えたい、熱中症に強い家づくり

ここまでお伝えしてきた対策は、今日からできることです。でも本当は、もっと根本的な話もあります。
暑さに強い家は、最初からそう考えてつくられているんです。
・熱中症警戒アラートの日でも、家の中が極端に暑くなりにくい
・子どもが帰宅したとき、2階がサウナのようになりにくい
・エアコンを必要以上にがんばらせなくても、快適さを保ちやすい
そういう住まいをつくるには、窓の向きや大きさ、日差しの遮り方、断熱性能、風の通り道、2階の熱だまりをどう逃がすか——こういったことを、設計の段階から考えることが大切です。
「遮光」「室温確認」「暑さを避ける」という基本を住まいの視点で言い換えると、日差しを入れすぎないこと、熱をこもらせないこと、冷房が効きやすいこととも言えます。
家づくりって、見た目や広さだけじゃないんですよね。真夏の午後に子どもが安心して過ごせるかどうかまで考えてこそ、本当にいい家になると私は思っています。
5.まとめ 家の中の暑さ対策が子どもを守る

最後まで読んでいただいてありがとうございます。
熱中症警戒アラートの日に大切なのは、家の中にいることそのものではなく、家の中を安心して過ごせる環境に整えることです。今日お伝えしたことを整理すると——
✅扇風機・サーキュレーターで冷気を部屋全体に回す
✅温湿度計で室温・湿度の見える化をする(特に2階 西側の部屋)
✅水分と塩分は、のどが渇く前にこまめに補給する
✅暑い時間帯は無理をしない暮らし方にシフトする
✅窓の外側で日射しを遮る(すだれ・外付けシェードなど)
✅寝室もエアコンを活用して、夜もしっかり休む
そして住まいの視点で見ると、子どもを守るには「本人が頑張ること」より、暑くなりすぎない家にしておくことがとても大切なんです。
「2階の子ども部屋が暑くて、毎年つらい」
「西日が強くて、夕方からずっと蒸し暑い」
「エアコンをつけていても、なんとなく快適じゃない」
そんなお悩みがある方は、ぜひ一度ご相談ください。間取りや性能だけでなく、夏の過ごしやすさや子どもにやさしい室内環境まで、一緒に考えながらご提案しています。
「この夏はなんとかしたい」という方も、「次の家づくりでは後悔したくない」という方も、どちらも大歓迎です。子どもが安心して過ごせる住まいのことを、一緒に考えていきましょう。

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