
実家に帰省するたび、室内の暑さにヒヤッとしていませんか?
こんにちは!
足利市の工務店、福富住宅の大竹です。
私は現在、両親と離れて暮らしているのですが、両親も高齢となり、夏の熱中症が心配になってきました。
ニュースで「高齢者の室内での熱中症」が報じられるたびに、他人事とは思えず胸がざわつきます。
両親に「ちゃんとエアコンをつけてね!」と言っても、「電気代がもったいないから」「冷房の風が苦手だから」「ちゃんとするから大丈夫」 と言い返されてしまい、モヤモヤ……。
両親の頑固さに、思わずため息が出てしまうこともあります。
みなさんの中にも、同じような経験をされている方がいらっしゃるのではないでしょうか。
でもご実家が暑いのは、ご両親のエアコンの使い方だけが原因ではないかもしれません。
昔建てられたご実家そのものが、「今の日本の酷暑に耐えられない構造になっている」という、切実な「建物側の原因」もあるんです。
そこでこの記事では、「なぜ私たちの実家がこれほど暑いのか」という「建物側の原因」をひも解きながら、
大切な両親の健康を守るための、具体的で費用対効果の高い家の暑さ対策をご紹介していきます。
建て替えや、何百万円もかかる大がかりなリフォームをしなくても、実家を涼しくする方法はあります。
本格的な暑い夏がやってくる前に、ぜひ検討してみてくださいね!
【 目 次 】
原因③:家自体に涼しくする工夫がない(パッシブデザインの不足)
2. 実家を涼しくする具体的な方法!予算と効果で選ぶ4つのアプローチ
3. まとめ:大切なのは「両親に寄り添った、無理のない選択」
1. なぜ実家はあんなに暑いの?「暑さの3大原因」

【実家が暑くなる3大原因】
① 断熱材・気密性の不足・・・太陽の熱が伝わりやすく、エアコンの冷気が逃げる
② 窓の日よけ対策不足・・・直射日光が窓から容赦なく熱を注ぎ込む
③ パッシブデザインの不足・・・建物自体に涼しくする工夫がない
それぞれの原因について、詳しく解説します。
原因①:断熱材・気密性の不足

※SW工法 断熱材パネル
日本の住宅の断熱基準は、ここ数年で大きく変わりました。
2025年には、かつての最高水準だった「等級4」が、適合義務化されたことで最低水準に!
さらに2030年には、ZEH基準相当の「等級5」が適合義務化され、最低水準となる予定です。
ですが、20〜30年以上前に建てられたご実家の場合、当時の基準では断熱材がほとんど入っていない、あるいは入っていても経年劣化で効果がうすれているというケースが非常に多いです。
また昔の家は風通しを重視した設計で気密性が低いため、外気が家の中に入り込み、エアコンで冷やした室温を薄めてしまっている可能性もあります。
これでは、どんなにエアコンをつけていても涼しさをキープすることができず、電気代ばかりが高くなってしまう。
ご両親がエアコンを消したがるのも、無理はないかもしれません。
原因②:窓に日よけ対策がない

※イメージ画像
夏に部屋が暑くなる最大の原因であり、最も見落とされがちなのが窓です。
昨今のデータでは、
夏の昼間に室内に流れ込んでくる熱の約70%は窓から
ということがわかっています。
なので福富住宅の家づくりでは、窓の暑さ対策は必須事項です。
では昔の人は窓の暑さ対策をしていなかったのかと言うと、そんなことはなくて、
よしずやすだれ、緑のカーテンなどで上手に対策をされてきました。
ただ、住む人が高齢になると、設置が大変になってしまい、いつの間にか設置しなくなってしまっていることがあります。
遮熱カーテンなどで対策されている方もいますが、実はカーテンでは対策が不十分。
直射日光が室内に入ってきてからカーテンで遮っても、すでに熱は家の中に侵入しています。
大切なのは熱が家の中に入る前、
「窓の外側で日差しをカットすること」なんです。
原因③:家自体に涼しくする工夫がない
例えば、夏の強い日差しを遮るために適切な長さの庇や軒を出す、といった工夫がされていないケースがあります。
ご実家の間取りや敷地の条件によっては、南面や西面の窓に遮るものが何もなく、夏になると強烈な直射日光がまともに窓ガラスに当たっている状態になっていることもあるのではないでしょうか。
設計の段階で、家自体に涼しくする工夫がない。
これが、ご実家が暑い原因の1つになっていることがあります。
2. 実家を涼しくする具体的な方法!予算と効果で選ぶ4つのアプローチ

※福富住宅施工事例
原因が分かれば、あとは対策あるのみです!
ここからは、ご実家の状況やご予算に合わせて、大がかりな建て替えをしなくても選べる4つの具体的な家の暑さ対策をご紹介します。

① 「すだれ」や「よしず」
一番予算をかけずに、今日からでも試せるのが、すだれや、よしず、窓用ターフです。
|メリット|
数千円から購入でき、窓の外側に設置するだけで確かな日除け効果を発揮します。
ホームセンターなどで手軽に購入できるので、思い立ったらすぐに設置することができます。
|デメリット|
高齢のご両親が、自分で設置・片付けをするのは大変、という点です。
台風などの強風の時には取り外したりする必要がありますし、シーズンオフには片付けてしまう作業があります。
足腰の不安定なシニア世代にとっては、転倒や怪我のリスクが伴います。
また、天然素材のものは数年で劣化するため、定期的な買い替えと処分の手間もかかります。

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弊社の社長も、お金をかけずに対策するなら、まずはこれ!とおすすめしています。
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② 外付けシェード
窓の外側に取り付ける、屋外用のロールスクリーンのような商品です。
使いたい時だけ引き下げて固定し、使わない時はすっきりと上部のボックスに収納できます。
弊社では、LIXILのスタイルシェードを採用されるお客様が多いです。
|メリット|
強い西日や東日が当たる窓に最適です。
すだれと違って、高齢のご両親でも紐を引っ張るだけで力を使わずに、安全かつ簡単に開け閉めができます。
外からの視線も適度に遮るため、プライバシー確保にも繋がります。
耐久性が高く、出し入れが数秒で終わるため、台風の際も安心です。
|デメリット|
窓枠や外壁にしっかりと固定するため、最初の取り付けには専門業者による工事が必要です。
また価格が3万円~と、すだれやよしずに比べると、費用が高くなります。

※リクシル スタイルシェード
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私の自宅にもスタイルシェードを設置しているのですが、シェードがあるのとないのでは、室内で感じる熱量が全然ちがいます!
設置して10年経つのですが、特に不調もなく、まだまだ頑張ってくれそうです。
弊社のモデルハウスにも設置していますので、気になる方は気軽に見にきてくださいね。
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③ オーニング
窓の上部にある、テントのような小さな庇です。
カフェのテラス席にあるような、折りたたみ式のテントをイメージしていただくと分かりやすいかもしれません。
|メリット|
リビングの前にある大きな窓に設置すると、窓だけでなく、その先にあるウッドデッキや地面まで広く大きな日陰を作ることができます。
地面からの照り返し熱も防ぐため、室内温度の上昇を根本からシャットアウトします。
リモコン一つで開閉できる電動式を選べば、力が弱くても負担なく使うことができます。
|デメリット|
シェードに比べると、製品代や工事費などの初期費用がさらに高くなります。
自動のオーニングだと、相場30万円前後となっています。

※リクシル オーニング 彩風(あやかぜ)
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オーニングの下にプールを置けば、お孫さんのプール遊びに最適です!
見守る大人も、日陰で過ごすことができますよ。
ご実家での夏の楽しみに、いかがですか?
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④ 窓の断熱リフォーム
ある程度の費用をかけられる方、夏だけではなく冬の寒さ対策もされたい方には、窓の断熱リフォームがおすすめです。
「内窓」と言って、今ある窓の内側にもう一つの窓を取り付ける方法が、代表的になります。
窓の断熱性能を高めることができるので、夏の暑さだけでなく、冬の寒さもブロックすることができます。
|メリット|
1窓あたり数時間の工事で、確かな暑さ対策ができます。壁を壊さないため、ご両親の生活にかかる負担も最小限。
エアコンの効きがよくなるので、今よりもお部屋が涼しくなりますし、電気代も安くなります。
大がかりなリフォームに不安のあるご両親も、1日だけの工事なら賛成してくれるのではないでしょうか。
|デメリット|
こちらもすだれやシェードに比べると、費用が高くなります。
リクシルによると、窓まわりリフォーム工事の費用相場は、以下のようになっています。
ご自宅の状況や窓の大きさ、どんな性能の窓にリフォームするかによっても費用は大きく変わりますので、あくまで参考としてご覧いただければと思います。

※出典:LIXIL窓まわりリフォーム
また、内窓を設置すると窓を2回開け閉めする手間が増えるため、中にはそれが面倒だという方もいらっしゃいます。
使い勝手については、事前にご両親に確認してみてくださいね。
\ 今なら補助金あります! /

窓の高断熱化は、国も力をいれている政策です。
そのため、「先進的窓リノベ2026事業」という非常にお得な補助金制度を利用することができます。
補助金額は、最大で100万円です。
大きな掃き出し窓など、条件を満たせば工事費の約半分近くが補助金でまかなえることもあるため、費用を抑えて実家を涼しくする絶好のチャンス!
弊社でも施工することができますので、ご興味のある方はお気軽にご相談ください。
3. 大切なのは「両親に寄り添った、無理のない選択」

この記事でご紹介した内容のまとめです。
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✔ 実家が暑い根本的な原因は、断熱・気密の不足だけでなく、窓の対策がないこと
✔ 夏の暑さの約70%は窓から入る。室内カーテンではなく窓の外側で止めるのが正解
✔ 高齢の親のリスクを考えると、よしずよりも、安全に開け閉めできる外付けシェードやオーニングが安心
✔ 予算と目的に合わせて、内窓設置などの窓リフォームを組み合わせるのが賢い選択
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いかがでしたか?
大がかりなリフォーム工事をしなくても、できることはたくさんあります。
「西日が当たる窓だけでも、シェードをつけようかな?」
「とりあえず、すだれを買おう!」など、少しでも参考になることがあったら嬉しいです。
また福富住宅では、一級建築士をはじめとする住まいのプロが、あなたのご実家の様子を直接確認し、ご予算に合わせた最適なプランをご提案します。
ご相談は無料ですので、ぜひお気軽にご連絡ください。
\ Thank you!/

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