足利市の工務店、福富住宅の大竹です。
私たちの住んでいる両毛地域(足利市・佐野市・太田市・館林市・桐生市など)は、
夏から秋にかけて雷雨や台風の影響を受けやすいエリアです。
特にこの時期は『停電』になることも多いので、不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、
住宅における停電への備え をテーマに、
TOPICS|
☑ 停電になったらまずどうすべきか
☑ 停電になる前に準備できること
☑ 家づくりの段階から考えたい“停電に強い住まい”
などについて、詳しくご紹介していきたいと思います。
:
この記事を読めば、停電になった時にも落ち着いて行動でき、
停電時の不安をやわらげることができます!
台風シーズンが来る前に、ぜひ最後までご覧ください。
目 次|
1. 停電になったらまずやるべきこと
停電は、突然やってきます。
真っ暗になった室内や動かなくなった家電を前に、つい慌ててしまうものですが、
落ち着いて行動することが何より大切です。
ここでは、停電が発生したときに取るべき行動を、わかりやすく「STEP形式」でご紹介します。
STEP1:まずはブレーカーを確認
自宅だけが停電している場合は、分電盤のブレーカーが落ちている可能性があります。
まずは懐中電灯で照らしながらブレーカーを確認しましょう。
自宅だけのトラブルであれば、ブレーカーを上げることで復旧することもあります。
STEP2:近隣の様子をチェック
もし自宅だけでなく、近隣の家や街灯も消えている場合は、広範囲での停電です。
この場合は電力会社による復旧作業を待つしかありません。
停電の規模を把握することで、復旧にどれくらい時間がかかるのかを予測できます。
STEP3:電化製品のプラグを抜く
復旧時には一斉に電気が流れ込み、電化製品に過負荷がかかって故障や火災につながるおそれがあります。
冷蔵庫など最低限必要な家電を残し、それ以外の電化製品はプラグを抜いておきましょう。
STEP4:情報収集を行う
スマートフォンやラジオを使い、電力会社や自治体の情報を確認します。
停電の発生原因や復旧見込みが分かると、不安を和らげることができます。
なお、スマホの充電は節約を心がけ、モバイルバッテリーを活用しましょう。
STEP5:安全を確保する
暗闇では転倒やケガのリスクが高まります。
懐中電灯やランタンを使って室内を照らし、ロウソクなど火災の原因となりやすいものは極力使わないようにしましょう。
特に小さなお子さまや高齢の方がいるご家庭では、安全に移動できる環境を整えておくことが大切です。
:
停電時に一番大切なのは「慌てず、順序立てて行動すること」です。
ここでご紹介した、
【 ブレーカーの確認 → 周囲の状況把握 → 家電の保護 → 情報収集 → 安全確保 】
という流れを知っておくだけでも、不安な気持ちもぐっと和らぎます。
2. 停電になる前に準備しておきたいこと
停電は「起きてから対処する」よりも、「起きる前に準備しておく」ほうがはるかに安心です。
特に足利市周辺は、夏は雷雨が多く秋には台風が接近することもあるため、
備えを日常の延長として取り入れておくことが大切です。
停電と一口に言っても、数分〜数時間で復旧する「一時的な停電」と、
地震や台風などの災害で数日以上続く「長期停電」では、必要な備えが変わってきます。
そこでここでは、シーンごとに分けて停電に備えてご家庭で準備しておきたいものをご紹介します。
|一時的な停電時に役立つ備え
数分から数時間程度の停電では、
まず「不安なく過ごせる明かり」と「連絡手段の確保」がポイントになります。
☑ 懐中電灯やランタン
すぐに使える場所に用意しておくと安心。家族人数分あればベストです。LEDランタンなら部屋全体を明るくできます。
☑ モバイルバッテリー
スマホは停電時の命綱。大容量のバッテリーを用意しておけば、情報収集や家族との連絡が途切れません。
☑ 電化製品の管理
停電中にプラグを抜き、復旧後の過電流から家電を守ることも「備え」の一つ。普段から家族に周知しておきましょう。
|地震・台風などの災害時に備えて
大規模災害に伴う停電は、復旧まで数日〜1週間以上かかることもあります。
長期化を想定した備えが必要です。
☑ 飲料水・非常食の備蓄
最低3日分、できれば1週間分を目安に、ご家族の人数分準備をしましょう。ローリングストック法で普段の食品を入れ替えながら備蓄すると管理が楽です。
☑ カセットコンロとガスボンベ
オール電化住宅では特に必須。お湯を沸かしたり調理ができると安心感が大きく違います。
☑ 給水タンクやポリタンク
断水時のために水を確保する容器も準備しておきましょう。折りたたみタイプは、収納場所を取らないのでおすすめです。
☑ ポータブル電源・家庭用蓄電池
冷蔵庫や扇風機など最低限の家電を動かせると、生活の質が大きく変わります。将来的には太陽光発電と組み合わせた「蓄電システム」がおすすめです。
☑ 発電機(屋外用)
使用には換気や音の配慮が必要ですが、緊急時の電源確保として有効です。
☑ 安否確認ルールの共有
家族が離れている時に停電・災害が起きた場合に備え、集合場所や連絡手段を決めておきましょう。
3. 家づくりで考えたい「停電に強い住まい」
停電対策というと「懐中電灯や非常食を備えておく」ことをイメージされる方が多いと思います。
でも実は、家そのものの性能や設備 によって、停電時の安心度は大きく変わります。
特に両毛地域ように夏は猛暑、冬は冷え込みが厳しいエリアでは、
電気が止まったときでも家族の健康を守れる住まいであることは重要ですよね。
そこでここでは、
家づくりやリフォームの際に取り入れてほしい「停電に強い住まいの工夫」をご紹介します。
■ 太陽光発電
日中に太陽光で電気をつくることができれば、停電時でも限られた回路を利用して照明やスマホ充電が可能になります。
特に夏場の停電では、扇風機や冷蔵庫の一部を動かせるだけでも、暮らしの快適さと安心感が大きく変わります。
普段は光熱費削減に役立ち、非常時には「自家発電」として、とても頼りになる設備です。
■ 蓄電池
太陽光発電とセットで導入したいのが、家庭用蓄電池です。
昼間に発電した電気をためておけば、夜間や天候の悪いときでも電気を使うことができます。
冷蔵庫や通信機器、照明など“生活に欠かせない電気”をまかなえるため、長時間の停電においても生活が途切れにくくなります。
容量や設置場所によって選び方が変わるため、ご家庭の暮らし方に合わせて計画することが大切です。
■ 飲料水貯留タンク
大規模災害では「停電」と同時に「断水」が発生するケースもあります。
そんなときに安心なのが 飲料水貯留タンク です。
専用の設備を導入することで、非常時でも家庭内で飲料水を確保できます。
ペットボトルの備蓄と違って場所を取らず、定期的な入れ替えの手間もかかりません。
特に高齢者や小さなお子さまがいるご家庭では、災害時の強い味方になります。
■ 高断熱・高気密の住まい
停電時に空調が止まってしまっても、断熱性の高い家なら急激に暑くなったり寒くなったりしにくく、体への負担を軽減できます。
これは非常時だけでなく、日常の光熱費削減や健康的な室内環境にもつながるため、
災害対策と快適な暮らしを同時に実現できるポイントです。
■ パッシブデザイン設計
太陽の光や風を上手に取り入れる「パッシブデザイン」の考え方も、停電に強い住まいづくりには欠かせません。
夏は日射を遮り、冬は太陽の光を取り入れる工夫をすることで、停電時でも自然の力を活かして快適に過ごすことができます。
停電への備えは「懐中電灯や非常食」といった一時的な対策だけでなく、
住まいの性能や設備をどう整えるかによっても大きく変わります。
太陽光発電や蓄電池、飲料水貯留タンク、高断熱・高気密の性能を備えた家は、
普段の暮らしを快適にするだけでなく、
“もしものときにも家族を守ってくれる安心の住まい” となります。
福富住宅では、両毛地域の気候や生活スタイルに合わせて「停電に強い住まい」のご提案をしています。
新築だけでなくリフォームでも導入できる設備がありますので、どうぞお気軽にご相談ください。
■ 一級建築士と、無料・個別相談
\ モデルハウスで体験できます /
ここでご紹介した、
・太陽光発電
・飲料水貯留タンク
・高断熱・高気密性能
・パッシブデザイン設計
これらはすべて、福富住宅のモデルハウスに備わっている設備です。
実際にご来場いただければ、
「夏でも涼しく冬でも暖かい室内環境」や「停電に備えた安心の仕組み」を体感していただけます。
「数字や説明だけではなく、実際に体で感じてみたい」という方は、
ぜひお気軽にモデルハウス見学にお越しください!
■ 災害に強い家を体験したい方は、こちら
まとめ|“もしも”に備えて安心できる暮らしを
両毛地域では、雷雨や台風による停電が毎年のように発生しています。
「真っ暗な中で不安な夜を過ごすのはイヤだ」「もし長引いたらどうしよう」──
そんな不安を少しでも減らすために、
普段からできる備えと、家づくりの段階から考えられる備えがあります。
☑ 一時的な停電に備えた懐中電灯やモバイルバッテリー
☑ 災害による長期停電を見据えた食料・水・調理器具・ポータブル電源
☑ 家そのものに備わる“停電に強い性能や設備”
これらを組み合わせることで、停電時の安心度はグッと高まります。
:
福富住宅では、高断熱・高気密性能をベースに、
太陽光発電や蓄電池、飲料水貯留タンク、パッシブデザインを取り入れた
「停電に強い住まい」をご提案しています。
「新築で安心できる住まいを建てたい」
「リフォームで災害への備えを整えたい」
そんな方は、ぜひ一度モデルハウスで実際にご体感ください。
日常の快適さはもちろん、“もしもの時”にも家族を守る住まいづくりを、
福富住宅がしっかりサポートいたします。
■ 一級建築士と、無料・個別相談
■ 災害に強い家を体験したい方は、こちら
このスタッフブログでは、『住まい』に関わる役立つ情報を今後もお届けしてまいります。
住まいに関するお悩みやご質問がありましたら、お気軽にご相談ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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