足利市の工務店、福富住宅の大竹です。
このたび、当社は栃木県より「令和7(2025)年度 とちぎゼロカーボン企業」として表彰されました。
日々の家づくりを通して環境負荷の少ない暮らしを提案してきた私たちにとって、この受賞は大変光栄なことです。
詳しくご報告させてください。
出典:とちテレNEWS
【 目 次 】
1. とちぎゼロカーボン企業表彰とは

「とちぎゼロカーボン企業表彰」は、栃木県が2050年カーボンニュートラルの実現を目指す中で、
温室効果ガス排出削減や再生可能エネルギー活用などに積極的に取り組む企業を評価・表彰する制度です。
企業の規模に関わらず、
・省エネや創エネへの具体的な取り組み
・地域への波及効果
・持続的な活動
などを総合的に評価するもので、住宅業界からの受賞は特に意義深いものとなっています。
今年度は3年目となるゼロカーボン企業の表彰で、5つの企業と団体が選ばれ、
県庁で福田富一知事から表彰状が手渡されました。
2. 福富住宅の受賞理由

福富住宅は「高性能住宅の普及を通じたゼロカーボン社会への貢献」というテーマで応募し、
省エネ・創エネ・地域啓発 の3つの視点から高い評価をいただきました。
|省エネへの取り組み
私たちは、国の省エネ基準であるZEH(ゼッチ)を上回る性能を持つ
GX志向型住宅(UA値0.34以下/C値0.4以下)を標準仕様としています。
これは、冬の暖かさ・夏の涼しさを少ないエネルギーで保てる家です。
そして、冷暖房の効率を高めるため、次のような工夫を行っています。
☑ 高効率エアコンやエコキュートなど、省エネ性能の高い設備を採用
☑ 第一種換気システム(熱交換型)で、室内の熱を無駄にせず換気
☑ パッシブデザイン設計により、太陽の光・熱・風を上手に活かす間取りや窓配置
☑ 松尾式エアコン計画で、家全体の温度ムラを減らしながら最小限のエネルギーで快適に
これらの取り組みにより、
令和2年度からの平均で 年間43.9トンのCO₂削減 を実現しています。
また、2023年には、建てるとき・住むとき・壊すとき――
家の一生を通じて排出するCO₂を実質マイナスにする LCCM住宅 も手がけました。
『 長く快適に暮らせること 』と『 環境にやさしいこと 』
この2つを両立した住まいづくりを、これからも進めていきます。

※福富住宅LCCM住宅施工事例
|創エネへの取り組み
家で使うエネルギーを減らすだけでなく、
自らエネルギーを生み出す家づくり にも力を入れています。
当社では、5〜8kWの太陽光発電システムを標準でご提案しています。
さらに一部の住宅では、蓄電池やEV(電気自動車)用コンセントを導入し、
発電した電気を効率的に活用できる仕組みを整えています。
こうした取り組みにより、
再生可能エネルギーを含めたエネルギー消費削減率は 平均185% に達し、
年間で約82.98トンのCO₂削減 を実現しました。
エネルギーを「買う」だけでなく、「作って使う」
そんな新しい暮らし方を、福富住宅の家から広げています。

※福富住宅ZEH住宅施工事例
|地域への啓発活動
私たちはただ家を建てるだけでなく、
地域の皆さまと一緒に “ 環境にやさしい暮らし方 ” を広げていくこと も大切にしています。
■ 栃木県の「とちぎカーボンニュートラル15アクション」協賛企業として登録
■ ホームページやDM、SNS(Instagram・YouTube)、協力業者会などで脱炭素の取り組みを発信
■ モデルハウス見学会を通じ、“高性能住宅で叶える快適な暮らし”を分かりやすく紹介
■ 社内勉強会や外部研修で、社員・協力業者全体の知識を高め、最新の省エネ技術や設計手法を共有
■ FM栃木「Radio Berry カーボンニュートラルACTION」への参加を通じ、地域に向けて環境への想いを発信
これらの活動を積み重ねることで、
過去5年間にわたり 合計634.44トンのCO₂削減 に貢献してきました。
地域に根ざした工務店として、
高性能住宅 = 暮らしやすくて環境にもやさしい
という考え方を、これからも発信し続けていきます。

※福富住宅ZEH住宅施工事例
3. 今回の受賞を受けて

今回の「とちぎゼロカーボン企業」表彰は、
福富住宅がこれまで大切にしてきた “ 家づくりのあり方 ” が、
地域や社会にとっても価値あるもの だと認められた証だと感じています。
私たちはこれまでも、「高断熱・高気密・高耐震」の家を通じて、
お客様が “ 夏も冬も快適に、健康に、安心して暮らせること ” を最優先に考えてきました。
そしてその結果が、自然とエネルギーのムダを減らし、CO₂排出を抑える家づくりへとつながっていきました。
つまり、環境にやさしい住まいづくりとは、特別なことをするのではなく、
「快適」「健康」「安心」という暮らしの基本を丁寧に追求することなのだと思います。
地域の気候に合った設計、丁寧な施工、確かな品質管理。
こうした当たり前の積み重ねが、今回の受賞へと結びつきました。
これからも私たちは、“ 派手さよりも誠実さ ” を大切に、地域の未来に寄り添う家づくりを続けていきます。

4. 改めてお約束すること

地域に根ざした家づくりを続けます。
足利市を中心に、気候や風土を理解した設計・施工を行い、この土地で安心して暮らせる住まいをつくり続けます。
性能と品質を、正直に伝えます。
断熱性能(UA値)や気密性能(C値)などを数値で示し、「見えない部分こそ誠実に」をモットーに、確かな家づくりを実践します。
環境と暮らしの両立を目指します。
太陽光発電や蓄電池、省エネ設備を積極的に採用しながら、快適さと環境配慮を両立する住まいをご提案していきます。
未来へ誇れる家づくりを。
今回の受賞を励みに、地域とともに成長しながら、次の世代にも胸を張って受け継がれる家をつくってまいります。
地域の皆さま、そして日々当社を支えてくださっているお客様・協力業者の皆さまに、心より感謝申し上げます。
これからも福富住宅は、
“人にも、地球にもやさしい住まいづくり” を通じて、
地元である足利市からゼロカーボン社会の実現に貢献してまいります。

※福富住宅の平屋施工事例
このブログでは、家づくりに役立つ情報を発信しています。
新築・リフォームをお考えの方は、ぜひ引き続きチェックしてみてくださいね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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