足利市の工務店、福富住宅の大竹です。
みなさんは、
「なんでこんなに電気代が高いんだろう…?」
「冬は暖房をつけても寒いし、夏は冷房をつけても暑い」
と、悩んでいませんか?
そんな方に知っていただきたいのが、
\ CHECK /
光熱費は “家の性能と設計” しだいで、年間数万円〜10万円以上の差が出る
ということです。
それは単に、太陽光をのせたり、オール電化にしたり、といった “ 設備の違い ” だけではありません。
本当に光熱費が安く、しかも快適に暮らせる家には、
「断熱」「気密」「換気」の3要素と、「設計の工夫」が大きく関係しています!
そこでこの記事では、
❑ 光熱費を抑えるために欠かせない4つの住宅性能
❑ さらに光熱費を安くする設計の工夫
について、家づくり初心者の方 もわかりやすく解説していきます。
これから建てる家を、“ 快適で、光熱費が安い家にしたい ” という方は、ぜひ最後までご覧ください!
( 目 次 )
2. 福富住宅はここまでやる!さらに光熱費を安くする2つの工夫
1. 光熱費を抑えるには「断熱・気密・換気」がカギ
「光熱費を抑える家って、結局どういう家なの?」
答えは ──
エネルギーをなるべく逃がさず、無駄なく使えるかどうか
そのために重要な要素が、次の4つです。
\ 光熱費を抑えるカギ /
① 断熱性能(UA値)|室温をキープする“魔法瓶”の役割
❑ 家の断熱とは?
家の断熱とは、壁や屋根、床、窓などから熱が出入りするのを防ぐ力のことです。
断熱性能の高い家では、夏の暑さや冬の寒さをシャットアウトすることができるので、
・外が暑くても⇔室内は涼しい
・外が寒くても⇔室内は暖かい
家全体が、“ 魔法瓶 ” になっているようなイメージです。
❑ 断熱性能を表す数値、UA値(外皮平均熱貫流率)
断熱性能を比較する時に使われているのが、
UA値という数値です。
“ 家全体からどれだけ熱が逃げるか ” を表した数値で、
数字が小さいほど熱が逃げにくく、冷暖房効率が良い家であることを意味しています。
日本は南北に長く、地域によって必要な断熱性能が異なるため、
UA値の基準も、「地域区分」という気候条件に応じた分類で評価されています。
福富住宅の施工エリアである、栃木県足利市周辺は「地域区分6」です。
この地域では、2022年の省エネ基準(断熱等級5)でUA値0.87以下が求められています。
❑ 断熱性能が低いとどうなる?
断熱性能が低いと、夏は外の熱気が室内に入り込み、冬はせっかく暖めた空気の熱が外へと逃げていってしまいます。
その結果↓↓
冷房や暖房がフル稼働=光熱費がかさむということに。
一方、『断熱性能の高い家』では、
少ない消費エネルギーで快適な室温を保てるため、年間を通じて冷暖房費が抑えられます◎
❑ 福富住宅の断熱性能は、最高レベル!
福富住宅では、すべての住宅でUA値0.34以下(断熱等級6相当以上)を標準仕様としています。
これは、国の基準よりもはるかに厳しい断熱性能であり、上位等級であるHEAT20 G2〜G3レベルにも相当します。
一般的な新築住宅の基準の約1/3しか熱が逃げない家を、福富住宅では “あたりまえ” としてつくっているということです。
この高い断熱性能が、夏の冷房効率や冬の暖房持続力を大きく高め、
結果としてエアコンの使用量を減らし、『 光熱費の安い省エネ住宅 』を実現することにつながっています。
\ 光熱費を抑えるカギ /
② 気密性能(C値)|“すき間”をなくせば、エネルギーが逃げない
❑ 家の気密とは?
断熱と並んで大事なのが、家の「気密性」= 家のすき間の少なさ です。
いくら断熱性能が高い家でも、壁や窓まわりにすき間があったら、
そこから冷気や熱気、さらには湿気も出入りしてしまいます。
これでは、“ 真冬にダウンジャケットを着て、ファスナーを全開にしている ” のと同じこと。
気密性の低い家は、せっかくの断熱性能を台無しにしてしまいます。
【 気密性能が高い家の特徴 】
❑ 気密性能を表す数値、C値
気密性能を比較する時に使われているのが、C値(相当隙間面積)です。
C値は、建物全体のすき間を床面積で割った数値で、数値が小さいほど気密性が高く、冷暖房効率に優れた住宅であることを意味します。
一般的に、1.0㎠/㎡以下で「高気密住宅」と言われています。
❑ 福富住宅は「C値0.4以下」を標準に、平均は0.13!
福富住宅では、全棟でC値0.4以下の高気密住宅を標準仕様としています。
実際には、『 直近の平均でC値0.13 』という非常に高い気密性能を実現しています。
また全棟で、第三者機関による「気密測定(気密検査)」を実施し、その結果をすべてお施主様に開示・説明しています。
このような数値を出せるのは、構造・施工・気密処理に一切の妥協がないからこそです!
【 受賞歴 】
当社が所属している北関東SW(スーパーウォール)会の中で、高気密賞を受賞しています。
★ 2024年北関東SW会・高気密賞 第2位
★ 2022年北関東SW会・高気密賞 第1位
❑ 実は、C値を「測らない」「公表しない」会社が多い?
ここまで気密にこだわっている会社は、実は多くありません。
なぜなら、気密測定を行うには技術と手間、そして精度の高い施工が必要だからです。
△ 測定すら行わない会社
△ 測定しても公表しない会社
△ そもそもC値という言葉すら出てこない会社
残念ながら、こうした住宅会社は少なくありません。
気密性能は、家の“燃費性能”や空気の質、快適性”に直結する大切な指標です。
だからこそ福富住宅では、測定し、数値で示し、透明性を持って説明する という姿勢を、今後も貫いていきます!
\ 光熱費を抑えるカギ /
③ 換気システム|快適さを保ちつつ“熱を逃がさない”工夫
現代の住宅は、シックハウス症候群対策として、24時間換気が義務化されています。
どんな家でも、“ 一日中空気の入れ替えをしている ” ということです。
そのためこの換気が、住まいの快適性や光熱費にも大きく関係してきます。
❑ 換気の3方式とその違い
※第二種換気・・・病院の手術室や美術館の展示室など、特殊空間で使われる方式です。一般的な住宅ではほとんど使われていません。
❑ 福富住宅では「全熱交換型 第一種換気」を標準採用
福富住宅では、「全熱交換型第一種換気」を標準仕様としています。
全熱交換型第一種換気は、外から取り込む空気を、室内の温度・湿度に調整してから吸気することができるシステムです。
冬なら室内の暖かさを、夏なら涼しさを逃さずに換気できるため、エアコンの負荷を抑えて光熱費の削減につながります。
また、第一種換気は機械制御のため、計画的な換気量をしっかり確保でき、室内の空気質を安定して保てるのも大きなメリットです。
見た目では気づきにくい「換気のしくみ」ですが、
住み始めてからの空気の清浄さ・快適さ・冷暖房効率に直結する、非常に大切な要素です。
福富住宅では、断熱・気密とセットで「換気」まで高性能であることを、すべての家で標準としています。
こうした、“ 見えない部分まで妥協しない家づくり ” こそが、
結果として、光熱費が抑えられ、健康で快適に過ごせる住まいにつながっています!
◇ 当社採用の換気システム|LIXILエコエア90公式サイト
\ 光熱費を抑えるカギ /
④ 太陽光発電の利用|エネルギーを“自給自足”する暮らし
光熱費を抑えるためには、
「使う量を減らす=省エネ」と「つくる=創エネ」の両輪が欠かせません。
その “ 創エネ ” を代表するのが、太陽光発電システムの導入です。
昼間の太陽の力で電気をつくり、自宅で使うことで、電力会社から買う電気の量を減らすことができ、光熱費の削減につながります。
❑ “売る”より“自分で使う”時代へ
かつては「売電目的」で設置する人が多かった太陽光発電ですが、
最近では「自家消費」が主な目的になってきました。
電気代が年々上がる中、買う電気を減らす=家計の防衛策にもなるため、
これから家を建てる方にとって、非常に現実的な選択肢となっています。
❑ 蓄電池があれば、夜も安心。非常時にも強い暮らしへ!
太陽光発電は基本的に「昼間しか発電できない」仕組みですが、
“ 蓄電池 ” を設置すれば、昼間に発電した電気を夜間にも使うことが可能になります。
昼間:太陽光で発電 → 家で使い、余った電気は蓄電池へ
夜間:蓄電池にためた電気を使用 → 電力会社からの購入を減らす
また、停電や災害時には蓄電池の電気が非常用電源として使えるため、「もしものときに頼れる備え」としても注目されています。
❑ EVコンセントの設置で、未来の“暮らしと車”をつなぐ
太陽光・蓄電池とあわせて検討される方が増えているのが、“ EV(電気自動車)用の充電コンセント ” です。
自宅で車を充電できるようにしておけば、将来的にEVを購入した際にも安心ですね。
また、EVと家をつなぐ「V2H(Vehicle to Home)」という仕組みが進化していて、車の電気を家庭用に使う “ 走る蓄電池 ” としての活用も現実のものとなりつつあります。
福富住宅では、こうした次世代のエネルギー活用を見据えた設備計画にも対応しています。
\ CHECK /
「省エネ+創エネ+備え」が、これからの家づくりの新常識
高断熱・高気密で使うエネルギーを抑え、
太陽光・蓄電池・EV対応でつくった電気を活かす──
それが、暮らしにも家計にも地球にもやさしい住まいのあり方です。
福富住宅では、こうしたトータルで考えるエネルギー設計をご提案し、BELS6つ星・ZEH・補助金活用などにも対応しています。
ご興味のある方は、お気軽にお問合せください!
2. 福富住宅はここまでやる!さらに光熱費を安くする2つの工夫
\ さらに光熱費を安くする工夫 /
① パッシブデザイン設計|自然の力を味方に、賢く快適に暮らす
❑ パッシブデザイン設計とは?
「できるだけ電気に頼らず、自然の力を活かして快適に暮らす」
── それを叶える設計思想が、パッシブデザイン設計です。
パッシブ(passive)とは「受動的な・自然にまかせる」という意味。
つまり、エアコンや機械に頼らず、太陽の光や風、熱を上手に取り入れたり遮ったりして、室内環境を整える設計のことを指します。
❑ 高額な設備ではなく、“設計の工夫”で実現できる快適性
パッシブデザインの良いところは、高価な機械設備に頼らなくても、設計だけで住まいの性能を底上げできることです。
例えばこんな工夫があります。
-
南向きの窓と深い軒 → 冬は日射を取り込み、夏はしっかり遮る
-
窓の配置や高さを調整 → 室内に風の通り道をつくる
-
庇(ひさし)や袖壁 → 午後の強い日差しをカット
-
周辺環境や建物の配置を読む → 日射・風通しのメリットを最大化
これらはすべて、建築設計の段階で決まること。
先を読んで設計する “ 知恵のデザイン ” です!
❑ 福富住宅では、パッシブデザインも“標準の考え方”
福富住宅では、間取りや建物配置を考える際に、
「敷地の方位」「隣家との距離」「日射取得と遮蔽」「通風計画」などを徹底的にシュミレーションし、
1棟1棟にパッシブデザインの要素を組み込んでいます。
そのため、冷暖房に頼る時間を減らし、エネルギー消費を最小限に抑えることが可能です。
高性能な断熱・気密に加えて、自然の力を活かす設計があるからこそ、本当に「燃費のいい家」が完成する。
それが、福富住宅が考える“賢い省エネ住宅”のかたちです。
\ さらに光熱費を安くする工夫 /
②松尾式エアコン配置|少ない台数で家中快適に
高断熱・高気密、そしてパッシブデザインで土台を整えたうえで、“冷暖房の使い方”にも工夫を加えることで、光熱費はさらに抑えられます。
その考え方に基づくのが、「松尾式エアコン」の設置です。
❑ 松尾式エアコンとは?
松尾式エアコンとは、建築業界でも省エネ住宅分野で著名な、松尾和也氏(松尾設計室代表)が提唱しているエアコン設計手法です。
特長は、なるべく少ない台数のエアコンで、家全体を快適に保つという考え方にあります。
■ 夏は、小屋裏のエアコンを動かし、冷やした空気を各部屋へ送る
■ 冬は、床下の暖房を動かし、床下から家全体を温める
■ 特別な設備ではなく、家庭用エアコンを使用する
■ 住宅の高断熱・高気密が前提
住宅の高断熱・高気密と松尾式エアコンを合わせることで、快適と省エネを両立させることができます。
もう、「部屋ごとにエアコンを設置して、年中フル稼働」という暮らしとは無縁です!
福富住宅では、住宅ごとに最適な空調設計を行い、快適と省エネの両立を実現しています。
松尾式エアコンにご興味があるという方も、お気軽にお問合せください!
結論:性能の違いが、暮らしと家計を変える
家を建てるとき、多くの方が「間取り」や「デザイン」に目を向けます。
もちろん、それもとても大切なことです。
でも、毎月の電気代が下がるかどうか、夏や冬でも快適に過ごせるかどうか、
その答えは、目に見えない“住宅性能”と設計の工夫の中にあります。
福富住宅では、
-
UA値0.34以下、C値0.13(平均)という高い断熱性能
-
全棟で第三者機関による気密測定を実施・数値を公開
-
全熱交換型第一種換気を標準採用し、空気の質と快適性を両立
-
太陽光・蓄電池・EVコンセントによる創エネ・備え
-
設計段階でのパッシブデザインの導入
-
エアコンを効率的に使う松尾式空調設計(オプション)
というように、“一般的な高性能住宅”のさらに一歩先をいく工夫を、家づくりに取り入れています。
それは、「お客様に、本当に快適で、経済的な暮らしを届けたい」という想いからです。
なんとなくではなく、納得して選ぶ家づくりを
どの住宅会社のホームページを見ても、「高性能」や「省エネ」という言葉が並んでいます。
でも、その中身が数値で示されていなかったり、実際に体感できなかったりすることも少なくありません。
福富住宅では、性能を「言葉」ではなく、「数字」と「体感」でお伝えすることを大切にしています。
「毎月の光熱費が安くてびっくりした!」
「エアコン1台でここまで快適になるとは思わなかった!」
そんな声を、これまでのお客様からたくさんいただいてきました。
・これから家を建てようと思っている方
・今の住まいの暑さ・寒さ・電気代に悩んでいる方
・見た目だけでなく、“中身”で家を選びたい方
そんなあなたにこそ、福富住宅の“本気の家づくり”を知っていただきたいと思っています。
ぜひお気軽に、お問合せ・ご相談ください。
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