渡邊 雄二 自己紹介へ

耐力壁の釘留め 三つのポイント

2022/10/31(月) 社長ブログ

足利市で家づくりをしている工務店
パッシブデザイン設計
耐震等級3+制震、高断熱・高気密で、
省エネ性に優れた住まいをご提案!
有限会社 福富住宅 代表の渡邊雄二です。

足利市の注文住宅
【耐力壁の釘留め 3つのポイント

スーパーウォール壁パネル施工の様子

下屋と言われる一階部分の屋根に先行して、
地震に対抗する耐力壁の施工の様子です。

福富住宅で標準採用している
「スーパーウォール工法」の壁パネルは、
耐力壁となる面材と工場生産された断熱材が、
一体のパネル状になっています。

耐力面材に貼られた制震テープの剥離紙を
剥がし、屋外側からパネルをはめ、
所定の釘(太め釘 N-50)で留めつけます。

スーパーウォール壁パネルの様子


この時の 施工のポイントは三つ

◇其之壱
両面接着になっている制震テープをしっかりと
押さえて、きっちりと貼り付ける。
   ↓
せっかくの制震テープも付きが悪いと効果が
悪くなってしまいます。上から叩くように抑え
ガッチリ接着させます。

◇其之弐
釘を留める順番は、
真ん中から外側に向かい、放射線状に留める。
   ↓
スマホの保護フィルム張りもそうですが、
真ん中から外に向かって、空気を押し出すよう
に留めると、合板のゆがみが少なくなり、
気密測定の数値が変わってきます。

◇其之参
エア工具で留めるときに、空気圧を少し弱めに
調整。最後は金槌を使って人力で打つ。
   ↓
これには2つの効果があります。

①合板への釘の減り込み過ぎを防ぐ。
 地震で揺らさせた時、合板を伝わって、
 釘にはせん断力が働きます。
 釘がめり込んでいると、
 伝わる力が小さくなってしまい、
 計算通りの力を発揮することができません。

②制震テープをしっかりと押さえる。
 エア工具で止めつけると、その反動で、
 少しだけ弾む様な感覚があります。
 その時、ほんの少しだけ、合板と柱の間に
 隙間が出来てしまうことがあります。

 最後に人力で打ち込むと、
 グッと締まる様子を目視できます。

②と③の作業は、書くのは簡単ですが、
実際に作業すとる、以外と大変です。

しかし、このポイントをしっかりと行う事で、
計画通りの耐震性や気密性を確保する事が
出来ます。(これだけではないのですが。)

何事も、手間暇をかけて、
正確に作業する事が大切です。

*今日もお天気に恵まれ、絶賛工事中!

下の写真は、釘のアップです。
「50」と刻印されているのがわかりますか?
太め釘N50という、構造用に使用する釘だと
わかるようになっています。

この釘のめり込み過ぎは、NGです。

耐力壁釘留め


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