足利市の工務店、福富住宅の「ママ建築士」春山です。
「性能のいい家が環境にいいことは分かった。でも、私たちにできることって何だろう?」
そう感じた方のために、今回は日々の暮らしの中でできること”にフォーカス。
難しいことをしなくても、子どもと一緒に「気づく」「話す」ことから始められます。
さらに、福富住宅が“なぜここまで性能にこだわるのか”という想いや取り組み、
最後には、これまでのまとめと、すぐに始められる行動チェックリストもご紹介。
家族と地球、どちらにもやさしい暮らし方のヒントを見つけてみてください。
前回までの記事はこちら
環境にやさしい家づくり完全ガイド その①
環境にやさしい家づくり完全ガイド その②
5. 親子で学ぶ“暮らしと地球”|家庭でできること
└ 家そのものが“学びの場”に。日常の中で育てるエコ意識
6. 福富住宅の取り組み|子どもにも地球にやさしい家づくり
└ UA値0.34が標準仕様。未来を見据えた家づくりの実践
7. まとめ|「家」が変われば、未来が変わる
└ あなたの選択が、家庭の快適と地球の未来を守るアクションに
よくあるご質問
└ わからないまま進めないで!よくある疑問をやさしく解説
5. 親子で学ぶ“暮らしと地球”|家庭でできること
―家そのものが「学びの場」になる時代へ
環境問題や気候変動と聞くと、「国や企業が取り組む大きなテーマ」と感じてしまうかもしれません。
でも実際は——
“家庭”という身近な場所こそが、地球とつながる第一歩。
そして、親子で過ごす日々のなかにこそ、環境について自然に学べるチャンスがあふれています。
この章では、家づくり後の暮らしの中で実践できる「親子でできる環境教育」についてご紹介します。
家は「知る」「話す」「変える」ができる場所
たとえば、ニュースで「気温が過去最高を記録」と聞いたとき。
あるいは、急な大雨で川があふれそうになったとき。
そんなときこそ、「なぜ?」と子どもに問いかけたり、いっしょに考えたりするチャンスです。
■ なぜ最近こんなに暑いの?
■ なんでゲリラ豪雨が増えてるの?
■ 地球がどうなってるのか、自分たちにできることはある?
家の中でこうした会話が交わせるだけで、“気候変動は身近な話”だと気づくきっかけになります。
家庭でできる、3つのエコな学び方
福富住宅では、「家族で話せる」「行動につながる」環境学習を応援しています。
以下は、すぐに取り入れられる具体例です。
① 天気・気温を“話題”にする
日々の天気予報や気温の変化をきっかけに、会話を交わしましょう。
たとえば
「35℃超えってすごいね、昔はこんなに暑かったっけ?」
「今日は熱中症警戒アラートだって、なんでこんなに暑くなるのかな」
「この雨、去年の台風のときに似てるかも」
■ 気候変動を「実感」と「会話」に変えるチャンス
毎日少しずつでも、天候や自然に関心を持つ習慣が身につきます。
② 暮らしの中でエネルギーを“意識”する
家の中には、エネルギー消費を見直すきっかけがたくさんあります。
・電気を使っていない部屋の照明を消す
・テレビやエアコンの主電源を切る
・冷房を1℃上げてみる
・カーテンで日射をコントロールしてみる
子どもに「どうやったらエコになるか考えてみて」と問いかけると、自分なりのアイデアを出してくれるかもしれません。
■ ただ「教える」より、「一緒に考える」ことで、行動が定着します。
③ 外に出て、自然の変化を“感じる”
公園や庭、散歩道でも、環境を感じるポイントはたくさんあります。
・セミの声が去年より少ない気がする?
・葉っぱの色や虫の種類が変わってきた?
・雨の降り方やにおいがいつもと違う?
■ 五感で感じることが、「気づき」や「行動」の原点に。
自然の中で感じた疑問を、「どうして?」と親子で話すことで、思考力や探究心も育ちます。
家自体が「エコな学び場」になる
福富住宅が建てる家は、性能だけでなく“学びのきっかけをつくる場”でもあります。
たとえば
・南向きの大きな窓:太陽の力で部屋が暖かくなることを体感
・トリプルガラス:外の寒さと室内のぬくもりの違いを実感
・換気システム:空気の流れや仕組みに興味が湧く
・太陽光発電:モニターを通じて「電気がつくられる瞬間」を目にする
こうした体験を通して、“エコは日常の中にある”という感覚が育つのです。
「家づくり」は、子どもの未来を守る教育でもある
家は単なる“建物”ではありません。
暮らしを支え、心と体の安全を守り、そして——
■ 地球と向き合う「学びのフィールド」でもあるのです。
毎日の暮らしの中で、少しずつ「気づく・話す・行動する」ことを積み重ねれば、
子どもたちは自然と、“未来を考える力”を育んでいきます。
環境を大切にする家で育った子どもは、
やがて、自分自身の判断で「地球にやさしい選択」ができる大人になります。
それこそが、「家づくり」を通してできる、最大の未来投資なのです。
【5章を要約|親子でできる!わが家で始めるエコな暮らし方】
✔ 家は「環境を学べる場所」にもなる。
✔ 親子で気候やエネルギーを感じる会話が未来を育てる。
✔ 暮らしながら自然に学べる家が、子どもにもやさしい。
「地球にやさしい家で暮らすこと」が、子どもたちの学びにつながる。
それは、家族の会話や体験から、未来を考える力を育むことでもあります。
こうした考え方をもとに、福富住宅がどんな家づくりをしているのか?
次章では、私たちが標準仕様として掲げている性能や、具体的な取り組みをご紹介します。
6. 福富住宅の取り組み
― 子どもにも、地球にもやさしい家づくりを地域から
ここまで読んでいただいた方なら、
「環境にやさしい家=数字で見える性能の積み重ね+確かな施工」であることがご理解いただけたかと思います。
では、それを本気で“標準仕様”として提供している住宅会社は、どれほどあるでしょうか?
私たち福富住宅は、足利近郊を中心に、「地球と家族の未来を守る家づくり」を本気で追求している工務店です。
環境性能は“こだわり”ではなく“標準仕様”です
福富住宅では、「高性能住宅」をオプションではなくすべての家の“標準仕様”としています。
■ どの家にも、この高性能を“当たり前に”採用しています。
理由はひとつ。「長く快適に暮らせる家こそが、地球にとってもやさしい家」だからです。
断熱性と気密性で、住む人の健康も守る
「環境のために我慢する家」では、暮らしが続きません。
福富住宅が目指すのは、「我慢せずに、自然とエコになる家」です。
・冬でもリビングも廊下も洗面室も同じようにあたたかい
・結露やカビが出にくく、アレルギーや喘息の原因を減らせる
・気温差によるヒートショックリスクを抑え、高齢者も安心
■ 家族の健康を守る設計が、CO₂削減にもつながる——
それが、福富住宅の考える「人にも地球にもやさしい家」です。
暮らしと環境のつながりを、家庭で“体感”できる工夫
家づくりを通して、家族の環境意識が自然と高まっていく。
それが、福富住宅のもうひとつの目標です。
例えば
・太陽光発電の発電量を、家族みんなで確認できるモニター設置
・パッシブ設計で、風や光の力を感じられる間取りに
・エネルギーの「つかう・つくられる」が見える住環境
子どもたちは、そんな家で育つ中で「省エネってこういうことか」「太陽ってすごい」と“暮らしながら知る”ようになります。
情報提供にも全力。無料教材や学びの場をつくっています
家を建てて終わりではなく、その後の暮らしもサポートしたい。
そんな想いから、福富住宅では以下のような取り組みも行っています。
■ 子どもと学ぶ「気候ことばじてん」を無料配布
・わかりやすい表現+ふりがな付き
・家族で「気候」「エネルギー」を話すきっかけに
・自由研究や学校学習にも活用OK
■ 各種相談会・セミナーの実施
・“知りたいこと”にお応え、「家づくり相談会」を常時開催中
・50代60代向け「健康に暮らせる平屋相談会」など開催中
■ SNSなどで情報発信
・Instagram、ブログ、YouTubeなどでの情報発信
・施工事例や工事中の現場の様子をレポート
福富住宅の家は、「未来に寄り添う家」です
私たちが考える“家づくり”とは、単に壁を立て、屋根をのせることではありません。
・今とこの先を快適に過ごすために
・家族が健康で暮らし続けるために
そして、地球の未来にやさしい選択をするために
一棟一棟を、「ご家族の人生と地球の環境に責任を持つ存在」として設計しています。
“家からできる環境貢献”を、誰もができることに
「地球にやさしい暮らし」とは、特別な人だけができることではありません。
適切な家を選ぶことで、誰もが自然とその一歩を踏み出せるのです。
福富住宅は、これからも地域に根ざし、
「住む人にも、地球にも、未来にもやさしい家づくり」を続けていきます。
■ 家から始まる、地球へのやさしさ。
それは、小さくて、けれど確かな、未来へのアクションです。
福富住宅は、「高性能=特別」ではなく「未来のあたりまえ」として、地球にも家族にもやさしい家を、地域で一棟一棟大切に建てています。
最後の章では、ここまでの内容をまとめながら、あなたが今できる小さな一歩をご紹介します。
「知る」から「選ぶ」へ——。
行動に移すきっかけとしてお役立てください。
【6章|福富住宅のこだわりポイント、まとめてチェック!】
✔ 福富住宅は、UA値0.34・C値0.5以下を標準にした高性能住宅を提供。
✔ 家族の健康・快適・環境への配慮をすべて両立。
✔ 暮らしと学びを両立する“未来型の家”を地域から発信中。
7.まとめ|「家」が変われば、未来が変わる
― あなたの選択が、家族と地球の“これから”を守ります
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
このブログでは、「地球にやさしい家づくり」というテーマを軸に、
・気候変動と住宅の関係
・住宅が排出するCO₂の実態
・後悔しないための環境性能のポイント
・家族の学びにつながるエコな暮らし
・福富住宅の取り組み
といった内容をお伝えしてきました。
これらはすべて、「家」がどれだけ大きな影響力を持っているかを示す事実です。
暮らすだけで“未来へのアクション”になる家
高断熱・高気密の家は、快適で、家計にやさしく、そして健康にもよい。
でもそれだけではありません。
■ 「暮らすこと」そのものが、地球環境を守る行動になる。
これこそが、私たちが提案する“未来型の家づくり”の本質です。
太陽の光や自然の風を活かし、
できるだけエネルギーに頼らず、
それでもしっかりと快適に暮らせる。
そんな家が「特別」ではなく「ふつう」になったとき、
日本の住宅も、そして地球の未来も、確実に変わっていきます。
いま、家づくりに悩んでいるあなたへ
もしあなたが、
・家を建てたいけれど、何が正解か分からない
・環境や健康にいい家にしたいけど、どう選べばいいか不安
・10年後・20年後に後悔しない家にしたい
そんなふうに思っているなら——
その“モヤモヤ”こそが、後悔しない家づくりの第一歩です。
なぜなら、「ちゃんと考えたい」と思っているあなたなら、きっと“本当に大切なこと”に気づけるはずだから。
福富住宅は、そんな想いに寄り添います
福富住宅は、足利近郊エリアに根ざした地域工務店です。
一級建築士や住宅性能に精通したスタッフが、性能・デザイン・コストやお金のことまでトータルにサポートします。
「UA値ってなに?」
「ZEHにすると何が違うの?」
「高性能って、実際にどこまで変わるの?」
そんな疑問にも、図解や実例を交えて丁寧にお応えします。
| 家づくり相談、まずはお気軽に
福富住宅では、さまざまな無料相談会を行っています。
■ 住宅性能・補助金・予算の疑問を個別に解消
■ モデルハウスでエコ住宅を体感
■ 子育て世代〜シニアまで、幅広いライフスタイルに適したプランをご提案
最後に|“自分の家”が、未来へのメッセージになる
どんな家を建てるか——
それは、どんな暮らしを選ぶかであり、
そしてどんな未来を信じたいかという意思表示でもあります。
「この家にしてよかったね」
「この家で育ってよかったよ」
「この家のおかげで、地球のことを考えるようになった」
そんな声が、ご家族の中から生まれてくるような、
未来に誇れる家づくりを、福富住宅はお手伝いしています。
■ まずは一歩を。相談予約はWEBから受付中です。
お申し込みはこちらから
あなたと、あなたのご家族の「未来への選択」を、私たちは全力で応援します。
未来のために、今日できる家づくりを
家を建てることは、家族の未来をつくること。
でもそれだけでなく、その家が“どんな性能を持っているか”で、地球の未来も左右される時代になりました。
「環境にやさしい家」とは、何かを我慢する暮らしではありません。
性能の高い家で、快適に、健康に、安心して暮らすことが、
結果的にエネルギー消費やCO₂を減らし、環境に貢献することにつながります。
これからの家づくりは、「デザイン」や「間取り」だけでなく、
“見えない部分の質”にも目を向けることが、後悔しない選択への第一歩です。
【7章|“家”が変われば、未来が変わる】
✔家の性能は、家族の快適・健康・安全に直結する
✔高性能住宅は、CO₂削減など地球環境にも貢献できる
✔見えない部分にこだわることが、後悔しない家づくりのカギ
よくあるご質問
Q1. CO₂を出さない家って、本当に家づくりでそんなに違いがあるんですか?
A1. はい、実は「どんな家を建てるか」で、毎年1トン以上のCO₂排出量が変わることもあります。
たとえば、福富住宅のような高断熱・高気密の家では、冷暖房に必要なエネルギーを大きく抑えられるため、それだけCO₂も出にくくなります。
つまり、「家の性能を高める=地球環境へのやさしさ」につながる、とても現実的なアクションなんです。
Q2. 断熱性が高い家って、夏に暑くなりすぎることはないんですか?
A2. ご安心ください。適切な断熱と日射対策がされていれば、夏でも涼しく過ごせます。
福富住宅では、断熱性に加えて「庇(ひさし)や窓の位置、通風設計」などを工夫することで、夏の直射日光をしっかりコントロール。
さらに冷房効率も高いため、少ないエネルギーで涼しさを保てる“夏に強い家”を実現しています。
Q3. 太陽光発電をつければ、それだけで“エコな家”って言えるんですか?
A3. 実は太陽光だけでは不十分です。
発電した電気を効率よく使える「断熱性の高い家」と組み合わせることで、はじめて“本当にエコな家”になります。
福富住宅では、太陽光に加えて、家全体のエネルギー効率を高める設計を重視しているため、「創る×ムダにしない」家づくりができます。
Q4. UA値0.34ってすごいみたいだけど、数字だけじゃよくわかりません…何がどう変わるの?
A4. UA値とは、家の断熱性能を示す数字で、数値が低いほど“熱を逃がさない家”ということになります。
福富住宅のUA値0.34という水準は、国が推奨するZEH基準(0.60)を大きく上回る高性能。
この性能により、冷暖房の効きが良くなり、光熱費はもちろん、室内の温度差によるストレスも大幅に軽減されます。
Q5. 福富住宅の家はなぜ“標準で”高性能なんですか?他の会社とは何が違うの?
A5. 私たちは、「性能が選べるオプション」ではなく、「性能は最初から備わっているべき基準」と考えています。
高断熱・高気密は“快適に長く住むための土台”だからこそ、すべてのお客様に同じレベルでご提供したいのです。
しかもそれを“コストバランスよく実現するノウハウ”があるのが、地域密着工務店としての強みです。
家づくりは、人生でそう何度もない大きな選択。
だからこそ「快適さ」「安心」「おしゃれさ」だけでなく、その先の“未来”にも目を向けることが大切です。
環境にやさしい家とは、特別な家のことではありません。
家族の健康を守り、日々の光熱費をおさえ、知らないうちに地球にもやさしくできる。
そんな“ちょうどいい選択”を、福富住宅はご提案しています。
このブログが、あなたの家づくりの一歩目としてお役に立てたなら嬉しいです。
気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。